PBPに向けて 愛媛遠征その1 BRM623四国600LEGEND

パリ~ブレスト~パリ(以下PBP)まで2カ月。

PBPに向けて少しコンディションを上げていく。
プロで走っていた時は手っ取り早くステージレースを利用すればいい。毎日走ることでコンディショニングしやすい。
春からロードレースに出場して高強度を刺激を入れるようにして、都度走り込みをしていく。
2カ月前ということで一度レベルアップに向けて群馬でのロードレースそしてニセコクラシックを走ってペダリングスキルを上げたところでブルべ「BRM623四国600LEGEND」に出場した。

 


600kmで8000mアップ。ランドヌール10000の基準としてSR600の完走があったが、現在はSR600は除外され、代わりに獲得標高8000mを越える600kmブルべに完走せねばならない。
スタートは土曜日ではなく金曜日夜。これが少しネックではあったが。
久しぶりの夜スタート。車でスタートの愛媛県西条市へ向かう。淡路島から徳島に入り一般道で西条へ。平日移動なので少しでも交通費を浮かせたいところ。

スタート前にファミレスで夕食そしてスタート地点へ。
参加者は思ったよりも少ない。20名以下。まぁ600km8000mで制限時間40時間以内なんだから厳しい。一般的なランドヌールだったら完走するのも余裕ではないと推測できる。SR600を何度も走っているので、おおよそどのぐらいの時間を要すのかは予想できる。最低限の仮眠をしたとして36時間でなんとかなるだろうか。というわけで36時間、3時間睡眠込みなペースを目安に走ることにする。
ここ数年一緒に走ることの多い山本くんとあいさつ。事前に参加するのを確認して連絡していたが直接会うのは今年初めてだ。彼と一緒に走って気持ちいいのは、基本的に同じような考えでブルべを走り、ファーストランを基本にしつつけっして無理しすぎない、仮眠も極端な話どこででも寝られるので気が楽だ。そして時にはホテルに宿泊もするし、、ほぼほぼ同じ考えだというのはブルべの場合は特に重要だなと思う。

西条から山を越えて高知県桂浜へ向かう。
ほぼ予定通りのペース。その先も協力してきつさをお互いに分け合い、寝る時間を確保。鬼北町の道の駅で短いながらも爆睡。最終的にゴール前にもう一度寝て睡眠時間はトータル3時間、フィニッシュは35時間54分とほぼ当初の予定通りのペース配分で終了できた。

このペースだったのには理由があり。実はこのフィニッシュの翌日、SR600カルストに出走する。そのため体力を温存しておきたい、寝る時間、移動時間を確保したい、ということ。中盤のカルストを下ってからの高温多湿で少しダメージを感じたものの、無理しなかったことで余力は確保できたように感じる。
まずは前半の600km、無事に終えることができた。