BRM1005近畿(和歌山)200はスタートから疲労で出涸らし祭りでした

今回のBRM1005近畿200和歌山、実は壮大な夢とともにスタートしていくはずだった。
護摩壇山で
「チョー久しぶりに護摩壇山来たでぇ!!24時間ぶりィィィィィ!!」
と誰にアピールしているのかわからんけど、とりあえずどや顔で雄叫びをあげるはずだったのだが・・・
前日のSR600紀伊山地では正午には護摩壇山だったのに・・・
2カ月ぶりのマジで“久しぶりの護摩壇山”になっちゃったよ。
プロ野球だったらカムバック賞もらえてるな・・・

SR600紀伊山地で前輪が壊れたのも、考えようによっては崖下転落を避けられた最大の要因とも言える。
ゾンダのホイールの市場価格は詳しくは知らないが、多分
「2万円の出費で命を守れた。これはあちこちで宣伝している保険会社のサービスよりも上じゃないか!」

と思えば安いしたいしたこともない。むしろいい出来事だったんだ。そうだ、そう思えば幸せに感じてきたじゃないか。物事は考えようだね✌

ホントにオレって天才だわ。

 

ホテルは和歌山市内。15時からチェックインできるのでもちろん15時に。風呂入って洗濯して、昼寝して・・・
夕食食べたらすぐ眠くなって・・・
ヤバい、目覚ましかけないと!と目覚ましを設定している状態で寝入ってしまっていた。
5時に起きる予定だったのだが、起きたら4時45分!!
最近外も明るくなるのが遅くなり、目が覚めた瞬間に厚手のカーテンを開けるのが怖くて・・・
もし太陽が高々と登り切っていて,実はチェックアウト10分前とかだったらどうしよう・・・と。
過去に一度だけチェックアウト時間を過ぎてもまだ寝続けていたことがあり・・・朝8時にはチェックアウトし終えている予定が、なぜか10時半にまだ寝ていて・・・

掃除のおばちゃんが入ってきて、あ!すみませぇ~ん!!
とそそくさと出ていったんだけど、まだ夜中で施錠してなかったからか勝手におばはんが部屋を間違えて入ってきよったやん!と思い寝ようとしたが何かが変。
ちなみにそれは京都福智山三段池での全日本当日。
レースは12時過ぎから。
ガ~~~ン!!
8時には会場に行って朝の試走するからとサポーターに連絡しておいたのに・・・
大急ぎでチェックアウトしてレースにそのまま走り、7位だったか・・・まぁ翌年優勝したから良いか(笑)いや、良くない。

で、恐々と時計を見たらまだ5時になってなくってホッとしたんだけど。
しかしスタートから驚くぐらいに脚が重い。
例えるなら
暑くてメッシュのインナーシャツ来たのに鎧兜着ているみた~~い!!
って鎧兜着たことないんだけど。
今度機会があれば鎧兜で法螺貝吹きながらPC到着とかしてみたいところだが・・・
そんな鉛か鎧兜かってぐらいに重い脚で千石高原への激坂(もしかしたらあまりの不調でそう感じただけかもしれないが)へと進んでいく。

SR600紀伊山地とはバイクを入れ替えている。
過去に今までいろいろなことが起こっているから、バイクに関しては乗り分ける方向で用意はしておいた。
サンレモ76、ブルべでも何回かは使用していたバイク。
ムーラン69の方が、太いタイヤが入る、少し前三角を大きく作っているので衝撃の伝わり方が遅い気がする。スピード域が遅いときにはムーラン69の方が使い勝手がいい気がする。
そんな少しレーシーなセッティングをしているサンレモ76をもってしても重いのだから仕方ない。イーブンペースで進んでいく。

今回のコース、完走率を上げるためにチェックポイントが170㎞以上いかないと存在しない。要は下り切って平均時速が一番上がったタイミング。そこまではフォトコントロール
この辺り主催者は神さま仏さま桑田さま、きっとオレだったら護摩壇山の上で有人チェックのPCにしていることだろう。

長く急こう配の生石高原を終えてそのあと護摩壇山。
こちらは長くはあるが勾配は緩い。スカイラインに入れば勾配は安定しているのでギヤを軽くしすぎずにリズムを安定させるようにする。
最近ツールなどで有力選手が軽いギヤで走っているので
「軽いギヤの方が登りでは有利だ」
と思っている人は多いだろう。
甘い!!
角砂糖10個一気食いより甘いわ!!
筋肉の収縮スピードを上げる方がシロートには難しいんだよ。
オレも散々試したけど、楽になった分確実にスピードは落ちている。
軽いほうが楽になるが、遅い!
これは夏以前にGF吉野のスペシャルゲストとして参加された三浦さんや大石さんともその話で盛り上がったが3人とも結論が一緒だったのは面白かった。
というわけでローギヤは32Tはついているものの基本は28T。

生石高原はほぼ28T、護摩壇山は25T、「和歌山のラルプデュエズ」こと千葉山は32Tも。まぁ千葉山は完全に後半脚がなくてゆっくりでいいやということでそうなったんだけど。

今回は序盤からペースが上がることもなく・・・疲労なのか加齢なのかはわからない。しかしペースは上がらず8時間48分でゴール。

まぁ無事にゴールできてよかった。
これで今シーズンの和歌山参りも終了。

また来年もSR600紀伊山地はじめいくつかの和歌山ブルべは参加できればと思います。

 

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 いざ200㎞ブルべ

 

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う~~ん、脚が重い!

 

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和歌山のラルプデュエズこと千葉山