近江八幡400を完走後、中一日でSR600京都へ。
昨年から通算6回目のチャレンジ。
SR600は直前で悪天候等で日程変更することが出来るが、オレはしない。決めたら基本その日にチャレンジする。
そのため何度か失敗もしているが、まぁそれも運のような、実力のようなものだと。
京都は昨年5回チャレンジしてすべて成功。成功した要因はもちろん成功するよう自分自身で対策を施してはいるが、最大の要因は「絶対的な標高が低い」ということだろう。
ただ、標高が低いからと言って難易度が極端に低いということではない。
温度差という面では確かに少ないので荷物が減らせるというメリットはあるが、下りが短いので休める時間は少ない。そして標高の低い山を繋いでいる下り区間は、なぜか急勾配でとにかく下り区間の平均時速は上がらない傾向で、京都もそんな感じだ。紀伊山地も同じで、路面の悪烈差で言うと京都の比ではない。
そして標高が低いということは、これからの季節以降は登っても気温が下がらない。
信州などであれば夏でも気温が低く、登りも頑張れるが、京都だとおにゅう峠ですら暑すぎて、登っている間にダブルボトルが空っぽになる。
要はすべてのSR600に特徴があり、同じではない。それはまるで登山ですべての山ごとに攻略法が違うのと同じようなものなのかもしれない。
今回のSR600は、GWからの連走で体はボロボロ。スタート地点に移動する際に
ああ、今日は体が疲れ取れずに全然だめだ
って思いながら移動しスタート。
ごまかしながら漕ぎ、初日はそんなに大きくロスした印象がなく終えたが、2日目は特におにゅう峠を越えたあたりから粘りもなく、ラスト120kmほどで太ももにも疲労で痛みが。
40時間以内をひとつの目安にスタートしているが、今回は41時間26分。それでもそんなに大きくロスすることなく無事に終えられた。
これで今日とが唯一?完走5回以上のコースでDNFが0回。
今はホント疲れているのと、月末から1カ月間はロードレースを中心に活動するので、あまりブルべのことは考えられず。
また落ち着いたらエントリーしたいと思います。
6回目のSR600京都、スタート。
今回のバイクはギザロのテストバイク。
実はこのバイクでSR600を走るのは初めて。
そしてパナレーサーのAGILEST DURO 28Cを使用。
今回もドリンクはピンクイオン
少し酸っぱさのあるレギュラーモデルと甘さのあるスイート両方を持参。
ごうろでは14%の看板
普段SR600走っているときのイメージで悪天候が多いのだが(笑)
海がきれいで何度も止まって見入ってしまう
丹後半島屏風岩あたりでそろそろ太陽が沈みそう
でも日が長いからあと30分は大丈夫かな
丹後半島縦貫林道へ
今回も絶景はお預け(笑)
時短営業していた去年、ここに辿り着いたときにはすでに閉店とかで、結局コンビニで夕食だった。
今日のお宿へ(笑)
枕はいつものお気に入り、ニーモのフィッロエリート
空気を抜くとこぶしほどの大きさで80gしかなく、サドルバッグに入るのがいい。
寝る
朝は思ったより寒く、風よけにコンビニ袋を利用する。
小浜へ向かう途中に夜明け
エンゼルライン
天気よく絶景
広域基幹林道若狭幹線
木を伐採したからかいつもより景色はオープン
広域基幹林道若狭幹線は少しずつグラベル区間が減ってい入るものの、それでもまだまだグラベルが残っており、タイヤへの過酷なコンディションを提供してくれている。
とにかく暑い。グローブが汗で塩まみれ
あっという間にピンクイオンもいよいよ残り2本!
金勝から琵琶湖を見る。そろそろ2回目のナイトライドが近づいてくる。
三国林道ではライトの当たる部分以外はまったく何も見えない。
和束のコンビニ、ここからはラスボス鷲峰山へ
ここで晩御飯、登りが速くなると言うお好み焼きSR600限定モデルを食す(ウソ)
さぁ、登り切った!
ラスボスを越えても実は最大の敵は登りではなく
鷲峰山からの下りの路面は、オレが知るオンロードライドで最もひどい。
個人的にはUターンでええやろ、と今でも思っている。
ちょっと危険度合いが異常だし、下手をするとここを工事でもされたら結構長期間通行止めの可能性もある。
41時間26分でゴール
すなわち走り出して3日目、夜中1時26分。
このまま事務所へ行ってシャワーを浴びて寝てから仕事へ