とうとう、SR600京都も今年5回目のチャレンジ。
1回でできない・覚えられないなら、何回もチャレンジするんだ!
おいおい、スポコン漫画か?
と言うわけで、ちゃんと把握するための目安は5回やろ!と言う私基準。
今回もいつも通りの作戦。
- 40時間を切るためには、朝8時から10時にスタート。
- エンゼルラインのオープン時間までに4時間はしっかりと寝たい
- ゴール時間は翌日23時台、そのまま事務所へ向かい就寝を2時までとすると、この時間。
さすがに5回目ともなると、キューシートは不要。GPSは特に見ないが持参。ログを取ることとマップデータを確認したい。夜になった時の林道の下りで次のコーナーは?って時にルート確認ができるから。
それ以外でマップを起動することはなかった。
今回も朝8時にスタート。京見峠は頑張ると汗まみれになるからゆっくりと登りたい。秋なのに夏のような気温、そして湿度も高め。
半袖で十分な気温だ。
周山街道も速くはないがイーブンペースで進み、日吉ダムにはまずまずのペース。さすがに5回目ともなると、途中の通過時間がペースの目安にもなってくる。
兵庫県に入り、林道ごうろ線へ。予定より早いなとフォトチェック直前で、真横にクマが。登りでラチェット音もなく、そして頂上からの吹き下ろしで匂いも伝わらなかったからか、10mほどの距離まで気づかれず、かなり焦ったように山の上で走って逃げて行った。こちらも黒い塊、ぐらいの感覚でクマと最初気づかず、急に視界の隅の方で何か動いた!と思った次の瞬間には、お尻を向けて逃げていくクマだったので、怖いとかじゃなく、「なんだ!?」と思った時にはすべて完結していた・・・
しかしヒグマと違いあまり匂いがきつくないのか、こちらもそれほどケモノの気配を感じなかった。
城崎温泉駅は距離で言うとまだまだ半分は程遠いが、まるで折り返しのような気分。まぁ初日の300kmで考えれば、なんとなく折り返しなのだが。
ここまで非常に良いペース。
今回は某社のパーツ走行テストを兼ねていて、景色を楽しみつつもパーツの感覚を頭で理解しながら走行している。
そんな感じで進んで碇高原へと向かう丹後縦貫林道へ。
標高差で言うとそれほどではないのだが、疲労の蓄積具合なのか日暮れの時間だからか体感的にはカテゴリー超級なイメージ。前回は39Tx21‐26Tのギヤで登っていたが、今回は39Tx28‐32と軽め。意識してと言うよりも、少し前回の時ような良いコンディションではない、少し低下気味だ。
それでもフォトチェックには少し早めの時間に到着。今回はシカがやたらと多く、丹後縦貫林道だけで50頭以上、何度か急に出てこられてぶつかりそうになった。それも今回はクマ鈴をつけて走行していたのだが。
天橋立は前回ハンガーノック気味で通過したが今回は比較的余裕がある。
初日を終えて23時前半。これはいつもより1時間は速い。どこがどう速かったのかわからないが、まんべんなくイーブンペースだったのだろう。
いつもの道の駅で仮眠へ。平日だが仮眠できるという情報が蔓延しているのか、今回もオートバイの方で先客ありだった。
朝4時半起床。5時にスタート。
朝7時にエンゼルラインのゲートオープンだがコースをチェックしてゲートオープンは今までのところ6時35分以降だ。5時に高浜を出てコンビニで朝食、特に急ぐこともなくエンゼルラインを目指す。
今日も頂上は絶景。写真を撮り終えてダウンヒル。夏よりも太陽の傾きが大きいからかダウンヒルの最中はいつもより太陽の光が目に入ってきてまぶしい。
若狭基幹林道であまり今日はコンディションは良くない。昨日と同じように過去最速ペースよりも少しずつ遅れていっている。
このあとおにゅう峠から百井までの山岳コースで少し挽回したものの、やはりあまり余裕はなく、最後の山岳コースでペースダウン。ナイトランの時間も秋になると長くなり、必然的に暗い時間でのスピードは低下していく。
最後まで集中力を切らさぬよう、23時間40分でフィニッシュ。
大きなロスではないが、小さなロスが積もった結果だろうか。
ひとまず今シーズン予定していたSR600はすべて終了。
合計9本。すべて完走。
普通のブルべとはまた違ったテクニック。特に平日に一人で走行するのは他の参加者と協力そしてあてにはできない。すべてが自己完結で行わなければならない。またその難しさが面白い、ハマる理由なのではあるのだが。
また来年に新しいコースのオープンが発表された。すべて走れるのかはわからないが、可能な限りはスケジュールを調整してチャレンジしたいと思う。
足で支えてのアングルに挑戦するも失敗。倒れてきて焦った💦
スプリング日吉が2時間を切れば相当速く2時間ちょいで普通。
コウノトリか。
今回からドリンクのサプライヤーにピンクイオンさんが。
絶対的なアミノ酸やミネラル含有量を重視しているのではなく、むしろバランスを保つ方に重点を置いているようで、今回も初日はピンクイオンを摂取。これがもしかすると後半のスピードダウンを免れていたのかもしれない。
2日目にも飲むつもりが初日の高温多湿で初日に使い切った。それが2日目の失速の原因かもしれない。
七竜峠を過ぎてから夕方の景色は絶景だ。
丹後半島縦貫林道は必ずナイトライド。
今度はぜひ絶景を堪能したいものだ。
絶景は、ない
23時ごろに福井県に突入。
スタートして15時間。なかなかいいペースだ。
今回も高浜ロードステーション、ホテル
隣のテーブルには先客が・・・
イビキがその…まぁはっきり言うと、うるさかった(;'∀')
朝5時過ぎ
最高のご褒美な景色。
画面の左側に見える頂がエンゼルライン頂上だ。今からあそこへ!
絶景エンゼルライン
林道は嫌いじゃない
おにゅう峠を越えて能美峠を下ると花脊峠へ。
蒸し暑いからかコーラが旨い!
信楽に入った頃からはナイトライド。
自分の庭のようなエリアだからそれほどの恐怖感もないが、それでも鷲峰山金胎寺からの下りはゾクゾクが止まらない。このあたりもクマやイノシシ、鹿そしてキツネにタヌキやアナグマなどが生息している。油断はならない。
今回のゴールは23時間40分。この季節を考慮すると上出来だろう。