2022年最初のブルべは、200kmでもきついね！ - 三船雅彦ブログ「MASSA'S EYE」

今年の初ブルベ
BRM223近畿200京都
京都伏見の中書島をスタートして和束から柳生そして名張を経由して美杉へと言って帰ってくる200kmのブルべ。
どうでもいいが、美杉は奈良県だと思っていたら三重県。
そして名張からまっすぐ南へと行った御杖は奈良県･･･なんだかややこしいな。
もう美杉は奈良県でええやん！と奈良県の人に言ったら。なんとなくあんなところ～～！って。で御杖も三重県同じ反応なわけで。
じゃあ美杉に三重県民の愛があるのか？御杖に奈良県民の愛を感じるのかというと･･･
まぁその話はホントどうでもいいのだが
というわけで初ブルベ。冬将軍の気まぐれか全然どっかに行ってくれない。きっとロシアの情勢不安定で冬将軍も帰れるところがないのだろう。そう思うしかないほど長引く極寒の日々。そんな中で名張より南に行くのなんかリスクしかない。
事実今回のブルべでは名張～美杉間にあるスーパーマニアック峠の桜峠はあちこちで凍結。
さすがにこけるか？？と焦ったけど大丈夫。だけど後続の事を考えると心配で、すぐに止まって後続に声をかけ。そして電波が確実に入るところで後続の知り合いにメッセージを送信。フィニッシュしてから主催者に確認すると、凍結落車でのDNFはなかったみたい(多分)交通事故でのDNFはあったようだけど。

スタートは7時。朝6時に出て、と考えたけど朝の準備や気温を考えるとリスキーなので7時に。
最近朝練を一緒にしている島野くん、いつもブルべ一緒に走ってる山本くんとスタートから一緒に走る。知っているメンバーとは信頼関係があり、お互いのキャラがわかっているから走りやすい。
今回のルートは、極端な話で言うと
オレの庭での開催
いや、
オレの家の敷地内
と言ってしまいたいほどに知らないところがない。
練習コース、ライドコース。
もう道が荒れていたりって、もう自分の敷地内なので申し訳ない気持ちすら感じる。
ってこたなぁないけど(笑)でもそのぐらいに自分の庭だよって自信をもって言えるほど。

美杉までは割とアップダウンなルートで、大小合わせると14回の登りが待ち受ける。獲得標高実測3000m以上。意外にも下りでスピードが出ない、タイムを稼げないルート。なので今回の目標タイムは8時間30分。

早々のトラブル
序盤の犬打峠。登りでは水が流れているところでは凍結している。そして下りで段差に落ちて前輪パンク。
実は今回から22日にプロデュースされたばかりのパナレーサーの新製品アギリストを装着していたのだが、まさかのパンク。もうパナレーサーさんに申し訳なさ過ぎ！
ちなみに昨年散々実走テストしていて、トラブルなどほとんどなかっただけにビックリ。
一つ理由なのは、あまり詳細は書けないけど今回から乗り始めたテストバイクも影響していて。まだ挙動に体が反応しておらず、思いのほかブレーキングやコーナーのライン取りがスムーズにいかず。それで少し深い段差にはまってしまった。ブレーキもリムブレーキからディスクブレ－キに変わっている。フレームも違えばホイールも違う。詳細に書けないのはバイク自体が市販品ではないテストモデル。

パンク修理後、挙動の確認を再度しながら走行開始。笠置から柳生への登りを終えて問題ないのを認識してから徐々に巡航ペースに戻していく。そして最初のPCで2人が待ってくれていたのでまた3人で走行開始。
若い力に助けられつつ前へと進む。

名張からの桜峠では下りで凍結しており焦ったが無事にクリア。陽が陰ると極寒、そして日に当たると思いのほか汗ばむ感じというへんてこりんな天気。そして強烈な北風で折り返してからはかなり走行に苦戦しつつ9時間4分でフィニッシュ。
久しぶりに9時間オーバーだったが、この下りでスピードに乗らないルートで凍結箇所あり、低温で強烈な北風そして何より今年初ブルベを考えるとこんなもんか。
ちなみに自己予想は8時間30分。そう、パンク修理していなければほぼドンピシャだった。

今回のバイクはブレーキシステムのみならずハンドルやサドルまでもすべて一新。100%違うバイクだったと言っても過言ではないだろう。
ほぼぶっつけ本番で走ったのだから良しとして。

そして次回ブルベは土曜日。BRM226近畿300橋本。
このブルべの一番の難所は、スタート時間に合わせての出発。
以前から興味のあった和歌山の県道などをいくつか通れるのが非常に楽しみだ。

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