今年2回目のブルべ、BRM226近畿300橋本。和歌山県橋本市をスタートして紀ノ川、有田川、修理川、日高川沿いを通るがその都度山を越えていき、南紀白浜千畳敷まで南下しそして再び橋本へと戻ってくるコース。山あり谷あり、ってそればっかり！
いやいや、梅林もあるぞ！
和歌山と言えばミカンだけでなく梅も有名。梅の花がちょうど咲き始めた感じで、走っていてもいい感じ。
この日は登りよりも気温的なものの方が厳しい予想。
最低気温は氷点下4℃(実際は氷点下5℃、体験的にはさらに低温)
最高気温は紀伊田辺付近で16℃。
実に気温差が20℃以上。これはさすがにかなり堪えた。
そしてこれだけ気温差が大きくなると、装備が難しい。
気温が上がってきたときにウェアを調整できるように脱いで調整したい。
なので厚手のものは極力避けたい。
グローブやジャケット、そして頭部を守るためのもの。この辺りは着脱で調整したい。
グローブは冬用のものと薄手のものを用意。ウィンターキャップとヘアーバンド、そして薄手のレーサーキャップ。この辺りは気温に応じて使い分け。
薄手のウィンドジャケットである
ブルベ フライウェイト ウィンド ジャケット
はデビューから使い始めているが本当に重宝している。
今回もさすがに低温でこの製品じゃ厳しいかなぁと思ったけど問題なかった。
今回は
-プロチームサーマルベースレイヤーロングスリーブ
-ブルべロングスリーブジャージ
-ブルベインサレーテッドジレ
-ブルベフライウェイトウィンドジャケット
の組み合わせ。
スタートから気温は低いが太陽が上がって気温が上がり風邪が動かぬ間に距離を稼ぎたい。谷間は追い風にしろ向かい風にしろ強風なので吉と出るか凶と出るかわからない。比較的風を感じない(むしろ追い風？)な紀ノ川区間を早めのペースで進めていく。これでこの日のリズムが出来たのかもしれないが、今年のブルべバイクにしているテストバイクもいい感じだ。
今年に入って使用ブランドが変更になったパーツが少し違和感を感じるが、なぜかタイムを見ると、走行中のスピードを見るとスムーズだ。
国道424号黒澤峠を他の参加者と一緒に走るが、正直かなりハイペースできつい。予想していた運動強度よりもきついが、食らいつけるならそのほうが結果的には独走よりは楽だ。
有田川沿いで一度離れるものの追いつき、道の駅では指定された時計が撤去されていて、探すことでロスタイム。
県道29号は始めた走ったがなかなか良かった。この東側の県道198号はSR600で何度となく通ったがこちらの方が面白い。ちょっと道が広くてきれいすぎたが、所々に見える旧道の雰囲気はたまらない。整備前はさぞかしエキサイティングだったに違いない。
奇絶峡に行くと思いきや直前で紀州石神田辺梅林へ。この辺りの険しい山々に作られた畑の景色を見るのは癒される。
この下りで単独に。そして白浜千畳敷で折り返し田辺から北上。梅林を抜け再び国道424号へ。
個人的にはかなりきれいになってしまったが、旧道レベルで言えば425号にも引けを取らないと思える国道。旧道への入り口のたび、ブルべルートもそっちを通って良いとしてくれれば間違いなく旧道を走るのに！と思いながらの走行だった。絶対今度旧道が朽ちる前に走りに行こう。
有田川沿いの宇井トンネルも旧道は宇井峠。超のつく難所だった。これも興味あるなぁ･･･それでもトンネルが出来ても残り80kmまで走った体力では十分厳しいが。
ラスボスの黒澤峠は道路工事の時間帯で迂回路。これまた強烈な急こう配、というか「壁」
39Tｘ29Tのインナーローで立ち漕ぎでかろうじて登り切った。
下りきって紀ノ川沿いを橋本へ向けて走行。最後の紀ノ川沿いは追い風。ここは過去のブルべで紀ノ川沿いを走って想定していた。疲労でケイデンスは上がらないが逆に追い風少し重めのギヤでもなんとかなる。
まだ日が暮れぬ間、12時間31分でフィニッシュ。
獲得標高4,000mなコースだと思えばまぁまぁいい感じだと思う。
朝5時スタート
スタート時は防寒仕様だったキャップも中盤からはレーサーキャップに
折り返しの白浜千畳敷はトロピカル！！
逆に言うとこの辺りで快適な装備をもたないといけない。ホント難しかった。
梅林の中を抜けていくコース。
有田川沿い、すごくきれいで癒された
明るいうちにゴールに到着。
