関西シクロクロス・堺　優勝 - 三船雅彦ブログ「MASSA'S EYE」

関西シクロクロス第9戦堺、優勝しました。
会場のみなと堺グリーンひろば、引退してマスターズに出始めてからの会場だから10年ぐらいかな。
成績だけで見るとほぼ毎回表彰台はゲットしているし今回を含めて通算3勝かな？と相性はいいコース。だけど好きかと言うとコース自体単調で、特に路面コンディションが一部砂が深い(深くしている？)けれど、マッドでもないしアスファルトもないし、路面コンディションにメリハリがないのが攻めにくいし、ここで上位に来てもシクロクロスが速いわけでも上手いという裏付けがあるわけでもない。もちろん勝つ選手は他の選手よりも優れているからこそ勝てるのだけれど。
能力の差ほどはタイム差には反映されていないというのも事実。

そんなみなと堺グリーンひろばでのレースは今年がいったんラスト。
今までにも福智山三段池や福智山由良川、丹波町、野洲川など、関西シクロクロスを支えてきた名物コースがなくなり、そして今のコースに引き継がれている。
どのコースだって良いところも悪いところもあるけれど、ここ堺もきっとたくさんの人の思い出に残るコースとなることでしょう。そしてあるとき堺浜のコースのように、復活するかもしれません。

年末年始の体調不良も希望が丘のレースで、まぁ良くない状態からは這い上がれたかなと感じられた。レースは後半にスリップダウンの際にチェンがチェンリングとフレームの間に絡まって大きくタイムロス。体調はいい感じだと言うのは掴みながらのレースだったので少しもったいなかったけれど、良い感触は確実に感じられていた。
だから今回の堺ではそれを確認すべく前半からペースアップ。
先頭グループも徐々に目減りして単独に。
そのまま独走も考えたけれど、関西シクロクロスのランキングを考えたら、現在3位で2位の古井君を逆転する可能性がまだあるので。4位につけている湯浅君を連れていくのはリスキーだけど、それよりもまずは逆転に賭けてみる。そのためにもまずは2位以内を確保すること。後ろは集団だったし、場合によったら古井君が後方になれば残り2戦で関西シクロクロスの総合も逆転の可能性がある。でも古井君が3位だったので、これでほぼ総合の逆転は絶望的。
先頭交代していくでも全然良かったけれど、あまり後ろを走りたくなかったのだろう(コーナーなどのスピード緩急のあるポイントで少し苦しそうだったし)そのまま結局ゴールまで2番手の状態でスプリントへ。
ゴールスプリントは落ち着いてしっかりと加速することができたので余裕をもっての勝利。今シーズン通算3勝と、ここ数年のマスターズカテゴリーの中では勝てている。
今回のポイントは