タイミングを誤った。
と言ってもマキノのレースの話ではない。
いや、マキノのレースの話ではあるのだが、レースそのものの話ではない。
コロナワクチン接種のタイミングの話。
実は1回目は野辺山を迎える週に。
そして野辺山は悪くはないのだが、ずっとフワフワとしていてペースアップされても食らいつくための魂が体にない。
あるのは「からだ(体)」ではなく「から(殻)だ」
2日連続で5位と、まぁ最低限の成績だったので納得はしていたが。
しかしその時に気づくべきだった。1週間早かったことを。
今回のマキノ、やはりその週に2回目の接種。
1回目でもいまいち魂が抜け殻だったので2回目は予想通り、抜け殻の抜け殻。
肺から喉はずっと違和感で、息をすると重たい。そして脚はダンシングしても踏み下ろすというより膝から上に踏み負けて返ってくる感じ。肩もだるくて節々に力が入っていない感覚は、まるで風邪でもひいたあとみたい。
それでも週末までにはマシになるだろうと思っていたけど、結果で言うと全快とは程遠かった。
スタートからただひたすら耐えるのみ。
パックでレースが進んでいっても、自分一人がパックを利用していないような感覚。
キャンバーの登りでもあと一歩がペダルを下に押し込めないし、苦しい。得意のコーナーや下りでペースを上げて差を縮める。そして登りで差がつく、の繰り返し。
いつかは楽になるかも、と思っていたけど結局ゴールまで同じ。
それでも無難に？まとめて3位で表彰台は確保。今日のコンディションなら多分集中して走っていなかったら、10位以内どころかもっと後退していてもおかしくはなかったかな。
今シーズンはホント新しいバイク、GHISALLO GX-110にも助けられている。
去年のエディメルクス・エークロ70ももちろん良かったけど、個人的にはこっちの方が性に合っているかな。
フォークの剛性やフレームのバランス、今のところ不満はない。まぁこの価格を考えると合格点だ。違う見方をすればこれを越えるのは簡単で、もっとお金をかければいいのだろうけど･･･それでも実際は不満に感じるポイントはかなり少ない。
いつもレース会場で何人かの日が実際にやってきてバイクを見せてください、とか触らせてください、と。
でもそう言われると必ず言うのは
乗ってみていいですよ。
と。
だって乗らないとわからないでしょ。
乗ってもらうと言いたいことは伝わっているはずだし。
またレース会場では遠慮せず声をかけてもらえばOKです。
今週末は全日本選手権。
連盟のシクロクロス部会(旧シクロクロス小委員会)部会長を務めているので出場することはない、あくまでも皆さんの戦いを見守る、大会が無事に終わるようにお手伝いするだけなんだけど、そう考えたらコロナワクチン2回目は今週で良かったよな、と。
完全にタイミングを誤っているな･･･
ここからのレースは、すべて好タイミング！と言えるよう進みますように･･･
寒くて暗かったマキノ、スタートの時には日が当たり、ようやくいい雰囲気に。
前日の嵐のような天気の影響もあまりなく、芝区間は比較的ドライコンディションに。
中盤から後半は、少しだけ体がマシに。と言うか動かないということがわかるから少し楽になってきた。
ホームストレートは登りできつい。
最後3位争いはスプリントへ
今シーズン関西シクロクロスは4戦出場しすべて登壇。次はくろんど池。何とか次回も繋げていきたい。
