ようやく?やっとこさ?今シーズンラストCX!もみじシクロクロス第5戦 優勝で〆

長かったシクロクロスシーズンも3月20日もみじシクロクロス第5戦で終了。
3月のシクロクロスは、サポータークラブメンバーが主催で、せっかく普段活動を応援していただいているので、今回はこちらが活動を応援しに行こう、ということで。
普段走らない地域のシクロクロスは、アウェー感だったりコースの作り方が違ったりで、ちょっとドキドキワクワク。
ベルギーにいたときもベルギーとオランダではどこか違いがあり、フランスはさらに違うしで、やはり地域性がシクロクロスの場合は出てくるかな。それもけっこうおもしろい。
ヨーロッパに比べても日本は大きいから、信州や関西、そしてそれ以外でもコースプロフィールは違う。
今回は安芸高田市の車のサーキットがベースになっているコース。

 


昔ベルギーの世界選手権でゾルダーのサーキットを走ったことがあるけど、あれはオンロードを利用して作ったコース。今回はダートコースがベースと言うことでちょっと砂利は気になったけど、それはそれで面白いコースプロフィールだった。アップダウンは適度にあり、ところどころでパンチの効いたアップダウン。こういうのは嫌いじゃない。

前日のスクールでも講師をさせていただいたが、雨。あまりスクールで雨は降らないんだけど。今年はマキノと2回目かな?たぶん。

レースは関西と比べるとかなり参加者が少なかったのがちょっと残念。
しかしマスターズが残留がかかったからか参加者は他と比べて多め。やはり多い方が楽しいね。って参加者、関西で見ている顔多数(笑)
1分後にはエリート選手も追いかけてくるという、普通なら先にエリートでしょ!って。なんかある意味マスターズ優遇されまくりな大会。

最初の砂利のあとの林区間で先行したいのでスタートは先頭狙いで。
その後は淡々と走るけど、要所要所はペースアップ。
それが仇となったのか??階段区間あたりでどうも後輪パンクしていることに気づく。砂利自体は動いてくれるから簡単にパンクはしないけど、地面に埋まっている石は要注意、と思っていたらパンクした・・・
ピットまではそれほど遠くないのでゆっくりと走ってピットで自転車交換。
シーズンラストレースということで少し舐めていたからスペアホイールはクルマに。なのでもう機材の予備は無し。なのでここからはかなり安全マージン大きめの走行にスイッチ。エリート選手も一気に迫ってくるけど、ラスト2周はちょっとこちらもスイッチ入ってきて追いつかれないようにペースをキープ。
ちょっと小さな小石の影響かペダルキャッチに難はあったけど、最後は少し突き放してゴール。

 

ひとまず今シーズンは6勝。
前半は落車でのむち打ちのような感じでずっと首を痛めたりワクチン接種後にずっと不調など、シーズン通してみたらイメージ通りに走れたと言えるレースはそれほどなかったけど、ベース自体は高かったのかな。去年の全日本ロードマスターズが終わってから今シーズンのロードやグランフォンド、そしてウルトラディスタンスなブルべなどを見据えていい感じでトレーニングをしてこれたことが良かったのかもしれない。
多分マスターズの上位陣の中では、どの種目においても最年長ぐらいなので来年も同じレベルをキープできるのか微妙だけど、まぁオッサンのオレが頑張れば若い人への刺激にもなるだろうし(そりゃ若いのに負けちゃあいかんだろ!)何よりも同世代に対してもいい刺激を送り続けるかな、って。
ここだけの話、まさかまさかオレが53才になるなんて…
オレは年を取らないと思っていたのに(笑)

あ、もみじシクロクロスは参加者もギャラリーも少なかったけど、それでも応援いただき感謝感謝です!
では来シーズンまでごきげんよう!!

 

スタートから飛び出したが、油断せず淡々と

砂利のサーキットコース。スピードが上がるほど走るラインは狭まっていくので難易度は増していく。

芝、そして階段と、コースプロフィールは悪くない。最後まで苦しく、しかし楽しかった。

 

階段などランニング区間は4カ所。その1か所は乗車可能だった。

ここが泥の影響で乗れそうで乗れなかった。

2位に4分30秒以上の差でゴール


良く優勝して当然、見たく言われるけど、今回もパンクしている場所次第ではアウトだったし、絶対なんて勝負には存在しない。35年以上レースしていてはっきりと言える。
2人走った時点で一人は必ず負けるからね。