残念だが今回のレースは3位。
勝てるチャンスはあった。スタートして半周後に先頭へ。そこからは一人旅。独走でゴールに戻れるだろうと思っていたけど、2周目のゴールを越えてからのキャンバー区間で前輪のグリップを失い落車。
今年からマスターズは朝最初のレースなので、以前よりも空気圧を読み切るのが難しい。特に美山は南側が高い山でしばらく日に当たらない。そのため放射冷却で気温が下がり走行しているうちに路面がしっとりとしてくる。
そして走っているうちに凸凹は取れてくるのだが、路面コンディションは一定じゃない。
午後のC1と比べても各段にスピードは出ない。1周でコーナーで滑りやすいことを考えると10秒から最大20秒は遅いかな。その中でコースを読んでいくけど、そんな滑っていくほど多かったり逆にタイヤが大きく変形するほどは抜いていない。なんでだ?と思いつつ起き上がって少し慎重に走行。
10秒以上あった差は10秒弱。そして再び森の中のテクニカルセクションで差を広げていくも、ピットを過ぎて舗装路を跨ぐところで前輪が自分のコントロール下から離れていく。
ああ、スローパンクしてる。
多分最初の落車も、思ったよりも空気少なかったし、少し抜けていたのかなと。
次のピットまで前輪の空気が完全に抜けた状態で走らせる。序盤にある程度のタイム差をつけておいたのでバイク交換時点で5位で済んだ。被害は最小限。ただ先頭の古井くんは40秒近く先行か。抜きどころの少ないコースでパスしていくのは難しい。なんとか2位3位パックまでは合流するも、前に出られるとスピードが落ちて自分の上げていきたいところでペースを作れない。
2位争いな走りに飲み込まれ最後はスプリントせず3位。
ひとまず関西シクロクロスシリーズはリーダー暫定キープ。
ここからは
- 野辺山クロス 2日間
- 関西シクロクロス第3戦 烏丸半島
野辺山は基本連盟の視察と言うのが目的なのでちょっと朝からゆっくりとコーヒー飲んで徐々にレースに向けて気持ちを盛り上げて、なんてできないですが、レースも走りつつ大会の運営の確認であったり、関係者の仕事っぷりと確認したいと思います。
あとはエリートやU23、ジュニアの選手たちの走り。
世界選手権やワールドカップの派遣、そして強化選手の選考の参考にはしたいね。
自薦も受け付けるから積極的に絡んできてほしいな。もし挨拶とかコミュニケーションをはかってくる選手とそうでない選手だったら、人間なんだしそりゃコミュニケーションをしてくる選手の方がいいに決まってるよね。
あ!
マスターズはコミュニケーションしてきても優遇ないからな!!もう賞味期限切れだ(笑)
美山は過去に優勝1回、3位1回。決して苦手なコースではない後ろテクニカル区間、アップダウンのあるテクニカルは得意な方だと思う。どちらかというと泥濘になったほうがよかったかも。後片付けは面倒だけどね。
ギザロGX-110
今回は2号車でスタート。
今回からブレーキパッドは2台ともにベスラのグラベル用をチョイス。
元々ベスラのプロトタイプを使用していたけど、こっちのほうが最初のインパクトがしっかりと効く感じ。でもストップパワーが強大ではないので、この美山のコースのようなところでは、スピードが死に切らないのでむしろ都合よかった。先週ベルギーで開催したオーベレイセのような下ってきて180度ターンでランニングとかだと、もう少しガツッと効くようなパッドでもいいのかもね。
2位パックに合流して先頭に出ているときはいい感じ。そのあと国分君と先頭交代してから少しスピードダウンし2位争いな展開に。この辺でこっちもリズム悪くなったね。
ちょっとだけタイヤの使用年数がちがうためにケーシングのバウンドが違うのか、若干硬く感じたのもリズムが悪くなった要因かも。