野辺山クロス、2日間楽しませていただきました。
楽しませて、と言うのは、実は今回メインは参加選手ではなくJCF公認大会としての開催のため、シクロクロス委員会改めシクロクロス部会として視察がメインでした。
シクロクロス部会になったので、委員会委員長から部会の・・・部長?いやいや、もしかして会長??
じゃなくて、部会長だそうです。ネタで略して会長でも個人的にはいいですが、ホントに連盟会長が来られているとまずいので、やっぱり会長は言わないようにお願いします
<(_ _)>
で、大会オルガナイザーで私の活動を応援していただいているラファジャパンの矢野大介会長、じゃなくて代表に
「三船さん、来るんだったら走りますよね?2日間とも」
え?は、はい。あれ?走る??
じゃあ走らせてもらいます。と言うことで視察ついでにエントリー。全日本選手権なんかはさすがにシクロクロスの部会長として、主催者としての立場上走れないですけど、JCX大会はJCF主催ではないので走っちゃおうと。
でも今回思ったのは、選手目線で大会を見るのも意外と気づきが多くてよかったのかな、と。
今までは審判資格を持ち、大会に審判などで参加しておられる方に視察のレポートをお願いしていましたが、大会の肝の部分は参加者が嬉しい、観戦者が嬉しい、だと思うんですよね。なので意外と観客であったり選手であったりという目線はあながち不要ではない、と。うん、良い口実だ。
久しぶりの野辺山クロス。相変わらずの素晴らしい雰囲気でした。
なかなか会えない関東の友達とも会えたし、マスターズのレースも熱くエキサイティングで楽しめました。ちょっと残念な落車はあったけど、次はあわないようにするしかないね。オレも頑張ろ。
一つのファッション的な感覚で言うと野辺山クロスはシクロクロスをひとつのオシャレなスタイルとして定着させてくれたリーダー的な役割を持っていると思います。
そしてUCIの大会として中身もしっかりとこだわっています。今回はコロナ渦ということで海外選手の誘致など難しったのだろうけど、きっと来年はエキサイティングな海外選手がやってくることでしょう。
こういうこれからのシクロクロスを盛り上げていける大会をお手伝い・サポートするのが連盟としても大事だと思いますし、何よりも自分自身の責務なのかなと思っています。
あ、肝心のレースは楽しかったですが、マスターズ表彰台の野望は果たせずでした(笑)
みんな強すぎ!中身がエリートだよ!!( ゚Д゚)
来年こそは表彰台目指して精進したいと思います。
どこに行っても、まずはその土地を走って見る。
会場到着後、ちょっとだけ外に走りにいきました。
真正面に八ヶ岳を見ながら。
今年は珍しく?快晴。そしてコースもドライ。
朝はさすがに冷えて指が痛かったけど、レースの時は頑張れば半袖可能な感じでした。
標高1,400mで開催しているシクロクロスって、もしかしたら世界で最も高いところ行われているシクロクロスか???
バイクはフカヤオリジナルのギザロGX-110
ビックリするぐらいたくさんの人からいろいろと聞かれ
もうどう見ても跨りたい!ってオーラの人には実際に乗ってもらいました。
自転車なんだから口で説明するよりも、乗ったほうがわかりやすいよね!
📷@Keitsuji
2日目は現役の頃何度も一緒にワールドカップ走ったり仲良くしていた池本とランデブー。
マスターズの選手の中でハンドルさばき、そしてレース中の走行の安定感は別格。他の選手は速いかもだけど、どこでこけるのかどこで滑っていくのか全然読めない。池本の後ろなら、ヨーロッパのレースや選手を思い出して走れば問題ない。
途中「競う」と言うよりも勝ち負けじゃなくて「楽しい」「嬉しい」が気持ちを支配していた。
こりゃ今度池本と一緒にシクロクロスでどこかライドに行きたいな。
📷@Keitsuji
エリートのレース
大会の視察もだけど、強化指定選手や海外レースへの派遣などの事を考えて、気になる選手たちの走りなどもチェック。
オレはもし選手としての野望があるなら、どんどん積極的に売り込んできてもっていいと思う。
今回は3位だったけど小坂とかは試走も一緒でけっこう喋ったし、そういうところでいろいろと情報収集したりこちらからもアドバイスできることはどんどん伝えている。
そして沢田や織田もそう。女子だと渡部なんかも必ず挨拶に来ている。そりゃナショナルチーム監督なんだから選手からは挨拶に来るよなオレでもいく。
挨拶に来ないやつは選ばない!とは言わないけど、オレも人間なので気持ちは違うよね。挨拶して喋って、そしてオレから何か言えることは伝える。非常にシンプル。
初日のレースが終わってからも少しライドへ。
遠くに富士山が。
いやぁ~普段見てないからテンション上がるわ!!