美山ロードで完走 オーバー45で2位、50代では唯一の完走

5月末から6月末までは
ロードレーサー三船雅彦
に変身。
ん?
元々オレそっちの人でしょ(笑)
ブルべでも
ロードレースやシクロクロスにも出るんですか!すごいですね!!
いやいや、逆にオレは「ブルべも走るんですか!」って驚かれたいんだけど。
まぁいいや。

そして週末は美山ロードに出場してきました。
土曜日は8kmのタイムトライアル。カテゴリー別で2位。35歳以上でノーマルバイク。さすがに35才からって言うのはなかなか厳しいハードルだけど、なんとか2位に入賞しました。50歳以上なら優勝だったのに~~!!
苦手のタイムトライアル出場は、日曜日に少しでも体が動くようにってイメージで出場。
1往復4kmのコースを2周。最初から全力。
現役の頃からあまりタイムトライアルは得意じゃない。
一応タイムトライアルに出るために少し戦略的なことを考えつつ準備をしたけど。あまりのきつさに上手くいかなかった。
ケイデンスが2周目に下がり、その結果2周目の往路の時速が明らかに失速。
少し欲張ってペースアップしたことで、ケイデンスでペースアップせずギヤシフトでペースアップしたことで、失速した後のリカバリーができなかった。
もう少し距離が長いタイムトライアルだったら、ケイデンスのリズムをきちんと守るところなんだけど・・・距離の短いタイムトライアルは難しいね。

 


日曜日のロードレース

カテゴリー的にマスターズを選んだけど、結局はエリートや学生たちと同じレースなので、それってエリートレースやろ!と。脚きりはエリートの先頭から6分ほどだし。

少し早めに会場入りして1時間以上サイクリングへ。この辺りはまた後日に触れるけど。

前日の疲労もあるので、結局脚を動かしている方が体は動いてくれる。
現役の頃から、まったく疲労を感じないフレッシュな状態の時はだいたい成績を残せていない。

どこかでセーブできず、気がついたらオールアウトしているようなイメージ。今回は少し筋肉に残る乳酸が抑止力になるレベル。ちょうどいいかな。
スタートからひたすら速かった。ボトルを飲むのも、サイクルコンピューターの数字を確認することもままならないほど。
体感的に1周目、そして真ん中あたりの九鬼ヶ坂はかなり注意ポイントになるだろうと思い警戒。ちょうど頂上をクリアするときに集団の後方に入れるように峠の後半はペースダウンして、の繰り返し。
ちなみに現役時代、まだストラバはなかったけど登りのセグメントで言うと2分弱。峠へ集団で少しペース速い状態で突入してスピードが落ちるタイミングでアタックし、頂上までそのまま。アベレージで言うと一番落ちて30キロぐらいだったなぁ、という記憶。それは今から18年前。ジュニアの選手がまだ生まれていないのか・・・ちなみにその年は優勝。

毎周回「きつい!」と我慢の限界で走るも、スピードを見ると現役時代と比べても遅い。一度目や体で得た情報と言うのは、我慢するために必要なのかもしれない。

速い!と苦しいときにスピードを見ると、あれ?現役の時より遅い。昔の方が機材も性能低かったのに、って。
まだ耐えられる!と自分を鼓舞しつつ、自分の子供よりも若い学生選手やジュニア選手に攻撃を受けながら、なんとかラスト1周回へ。
この時点でマスターズ(オーバー45)はあと一人?
最後の登り中盤で力尽きてもうプッシュする気もなく流していると、後ろから来たマスターズの選手にもついていく気にもなれず。

その選手がカテゴリー優勝だったのだけど、今回はあまり優勝とかは考えていなかった。どちらかというときっと苦しむだろうとは理解していたし、それが1カ月後の全日本選手権ロードに向けての課題探しのレースという位置づけであったから、ある程度課題が明確になったところで自分では満足。
むしろこのあと仮に集団でゴールに向かったとして、危険なゴールスプリントを考えれば、冷静な判断で下れない選手と一緒にいると考えれば、自分的にはここでレース終了で良かったと思っている。昔のように人踏みで集団の先頭争いが出来る力があればもちろん先頭狙って走るけど。そもそも15位とかでゴールしても、もうオレの人生は何も変わらない。むしろゴール前で落車して救急搬送されたら、人生は確実に歪んでしまう。もうそういうリスキーなことも含めて情熱の火が燃えるような年ではなくなったようだ。

実際集団でゴール前落車が発生したようだが、集団左側、右コーナーで行き場を失った選手がコースアウト、観客も多分巻き込んでいるようだ。
この辺りはコースのフェンス設置や、出来なければコーナー手前からゴールラインまでは歩道の観客立入禁止など主催者目線で言うと今後の対策として出来ることもあるのかもだろうが、それと同等に、それ以上に、選手がゴールまでのコースを把握していないとも言えるだろう。

曲がっているから危ない。じゃあその危ないラスト200mの区間をどうさばくの??って。
ワンウェイのレースだと自分も現役の時にゴール前がどうなっているのか知らず、スプリント不発と言うこともあったが、美山ロードのように周回コースであれば、コーナーの深さや道の幅に風向きなど、スプリントで出るスピードでどう走るのか見えてくるはず。そのあたりが見えていなかったと考えれば、申し訳ないがコースを見る力、レースを見る力が足りていなかった結果の落車、と言う部分もあったのではなかろうか。

何はともあれ完走。

177人スタートで完走60人。全体で56位でオーバー45では2位。
今回の最年長完走で、もしかすると最年長完走記録?まだレベルが高くなかった時だと50代でも完走しているのかな?

来年もタイミングが合えば是非参加したいな。
そして今回こんなオッサンではありますが、沿道からたくさんの応援いただきました。本当にありがとう。
集団内で学生の中で走っていると「おやじ狩り」とか言われてましたが最後まで駆られることなく耐えました(笑)

年齢差35才とかホントきつかったな。

6月のロードレースは、ニセコクラシック年代別(UCIカテゴリー)と全日本選手権ロード(マスターズ)
です。

 

土曜日の個人タイムトライアル カテゴリー2位
さすがに30代とか40代前半とかって、もう生き物としてのカテゴリーが違うでしょ(笑)

 

イメージはスタートからずっときつかった。

登りはここしばらく練習をしていたので、何とか集団内で耐えることができた。

中盤まで、油断していると集団最後方になっていることがあり焦る。

何とか完走。

ちょっと完走するには年をとりすぎたと思ったが、完走できた良かった。

三船雅彦サポータークラブのメンバーも現地で応援してくれ、感謝感謝。