2019年 とさにっきシリーズブルべへ今年もやってきました Day3

昨日のとさにっき2日目、足摺へと向かう国道のトンネルで参加者が軽トラックにひき逃げにあったらしい。
道路をシェアするということは、車だけでも自転車だけでも歩行者だけでもない。
行政も追いついていない以上、同じ人間じゃないか、みんなが協力してシェアする方法がないものだろうか。
しかしこういう直線でのひき逃げや、無免許運転と言う根本的な部分の事件が後を絶たないことには人としての部分に憤りしか感じない。
そして残念なことに息を引き取られたとのこと。ただただ残念だ。
ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 


3日目起床すると窓の外は雨。
かなり老朽化したホテルだったので何かの音が反響しているか?と思ったが、単純に雨音だった。
スタート地点に行けど、スタート20分前に行けど誰もいない。
目の前のコンビニでコーヒーを飲んでいてもスタート地点には明かりすらともらない。
もしや?とトイレの方に突き抜けていくも誰もいない。
すると真っ暗のスペースに、これまた真っ黒のいで立ちで主催者・・・
きっと隠れていたのだろう。ホント・・・人見知りでシャイな性格なのだろう。
その後集まる参加者みなが口々に明かりもないことや、オレのように行き過ぎても声をかけないことに性格悪いだのなんだの言っていたが・・・ちがう、きっと気づかなかっただけなんだよ、ね?今野くん?(笑)


6時スタートも雨雲レーダー的には少し待機すれば雨雲の分厚いところはやり過ごせる。
同じ思いの昨日一緒に走った三澤くん&滝田くんペア。彼らはこの後徳島空港から輪行して羽田へ。そりゃドブネズミのような状態でX線探知通りたくないだろう。
ピーって鳴って検査官が触ったらビショビショで、膨らんでいるところをぎゅって触ったら中からジャ!って水が出たらヤバすぎだろ、と話9割妄想ですが。

仲良し3人の「快速足摺号」は本日「快速室戸号」に変更、となるはずが、雨のためこちらもウェアを濡らしたくないので各自一定ペースのバラバラ。
特に気温が意外と上がらないため、10kmほど進んだコンビニでこちらは単独でストップしゴム手袋購入。室戸以降は雨雲は消えそうなので、そこまで3時間、我慢するには3時間と言えど寒い。

ゴム手袋をしてからはペースアップ。あまり遅いと体も温まらないので、少しペースアップしたら先行する二人を追い抜き単独走。室戸で後続を待ち、徳島へと向かう。
徳島県に入ってようやく?雨は上がりドライコンディションへ。
なんだか振り返ってみると初日そして3日目とけっしてイージーではないな、と。
日和佐から峠を越えて平坦区間へとやってくると、爆風。二人ともスイッチ入った?向かい風と思えないスピードで突き進んでくれる。
終わってみれば9時間54分。
30分スタートを遅らせてのイージーペースだったのだのが。

今年も無事にとさにっき3日間を完走することができた。
去年はこんなに過酷なコンディションで3日間クリアできないだろ、と思ったが、今回も終わってみれば2日間は雨の中を走るはめになったし、去年より少し気温が高かっただけでそんなにコンディションが良かったとも思えない。
まぁ常々言っているが、そんなに簡単なブルベなんてあるわけない。向かい風だろうが低温だろうが、雨だろうがペダルを漕ぐしかない。

さぁ、これで今年は早々にSRをクリアした。
PBPまではいろいろと仕事が目白押しだし正直なところホッとしている。
半年後、またあの世界で走っているのか・・・
いかん、あまり考えると気持ちがしんどくなるな・・・

 

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ブルべタイツ、レインジャケット、レインキャップ、シューズカバー
そしてグローブの内側にゴム手袋
雨仕様でのライドだ

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結局徳島から室戸岬までの間、高知県の東洋町あたりは一度も晴れ間なくきれいな海を拝めずじまい・・・

 

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県境に向けて雨は小降りに。
ラファのブルべタイツ、完全防水ってことではないのかもだけど、普通の雨だと弾きとばして染みてこないので、冷えたり疲れにくい。
ブルベジレも新しいモデルは反射素材面積も増えて、鮮やかなピンクが視認性を確保してくれるので、昨今の交通事情でも少しは気持ちが落ち着く。