そう言えば
富山へと行く前、奈良県で
山岳グランフォンドin吉野
走ってきました。
多分日本で最も厳しいと言えるロングライドイベント。
足ノ郷や五番関の登りは、急勾配と言うだけではなく、大小さまざまな落石、落ちたら取り返しのつかないような崖っぷちの道、携帯も当たり前に圏外のエリア・・・とにかく
世の中も甘くないが吉野はもっと甘くない!
行者環林道なんかは高さもあるし、下界では蒸し暑くとも過去に何人もが頂上トンネルから寒くて下れん!!なんていうのも目の当たりに。
トンネルは暗すぎて平衡感覚なくなりそうで、出口の光も見えず、やっぱ何かが今体に触れたよね?と思ったら上から水がぽたりぽたりと。いや、ホントは水じゃないかもしれない・・・
そんな個人的にはもっとも走りたいイベントでしたが、コロナで中止に。
もしかしてこのまま大会自体が消滅するのではないか?と危惧していたというか諦めていたところで、大会スタッフさんから今年復活するので参加してもらえますか?と。
そりゃもちろんOK!の返事。
コロナ以前と比べ、大会スタッフの数も減らし以前よりは少しこじんまりとした大会に。安全確保のため?か、ちょっと楽しみにしていた「吉野らしい」危険なところは大幅にカット。それでも五番関の下りはコースに取り入れてられており、今回もパンクやトラブルなどがあったみたい。ちなみに自分もチューブレスのタイヤで石が貫通したようで、気づかなかったけどゴールしてから見たら後輪からシーラントが噴き出してました。
でもこういう過酷なルートを安全にちゃんと戻って来るというのが山岳グランフォンドin吉野の目標であり楽しみであり。
新しいルートは優しいと言いつつも、そこは吉野。けっして一筋縄ではいかないんですよね。
今回もたくさんの参加者と一緒に走りたくさん喋り。どうもありがとうございました。
また来年も絶対走りたいな。
スタート前にご挨拶させていただき
スミマセン、なにも気の利いたこと考えてませんでした。
今回のバイクはブルべでもへービーローテーションのギザロGE-110
4月から乗り始めて8月の初めで既に8000km越え。それも通勤には使用せず。良く走らせてます。
ダウンチューブ下にもボトルゲージが装着可能なので、ここに工具や予備チューブなどを携行。重いものを下に積載できるので、サドルバッグにはウィンドブレーカーやホントにすぐ取り出したいものに限定し軽量化が可能。それにより登りなどのダンシング時、バイクを振るのが軽くできます。これは結構メリット。
いよいよスタート!
で、雨がポツポツ。
これぞまさしく吉野!!
でもこの後はやんで、走りに影響するような感じではなかった。