ブルべの三船さん、シクロクロスもしていますよ

先日シクロクロス会場で「ブルべの三船さん、三船さんと言えばブルべ」と。
今ではもっぱら「そちら(ブルべ)の人」と言う認識のようだ。

もっぱら最近のサイクリストの中にはオレがヨーロッパでプロで走っていたのを知らない人もいるし、若い選手の中にはそもそも物心ついたときには引退していたなんて世代も。

そういえば以前ブルべで
「三船さんロードやシクロクロスもされるんですか?」と聞かれたが・・・
いや、むしろブルべもされるんですか?と驚いて欲しいポイントなのだが・・・月日が経つとこうなるのか。
まぁどっちでもいいんだけどね(笑)

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2019年 とさにっきシリーズブルべへ今年もやってきました Day3

昨日のとさにっき2日目、足摺へと向かう国道のトンネルで参加者が軽トラックにひき逃げにあったらしい。
道路をシェアするということは、車だけでも自転車だけでも歩行者だけでもない。
行政も追いついていない以上、同じ人間じゃないか、みんなが協力してシェアする方法がないものだろうか。
しかしこういう直線でのひき逃げや、無免許運転と言う根本的な部分の事件が後を絶たないことには人としての部分に憤りしか感じない。
そして残念なことに息を引き取られたとのこと。ただただ残念だ。
ご冥福をお祈り申し上げます。

 

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2019年 とさにっきシリーズブルべへ今年もやってきました Day2

ブルべ「とさにっき」の本当のきつさを3日間走ったことのない人は理解していない。
というか、する必要もないのだが。
2日目を1分でも早くゴール、それも疲れないように、そして睡眠時間を確保するのが最重要なのは間違いない。
そしてさらに大変なのは3日目の朝にちゃんと起きること。これがもっともきつい作業だ。

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2日目。時差ぼけを引きずっているので起床をスムーズにする行為で言うとハンディの塊。しかし今回は残念なことに無茶苦茶はやく、というか早いなんてレベルじゃないほど早くに目が覚める。結局二度寝したほどだ。起きられたからよかったけれど。
朝食はスタート近くのすき家。去年も3日間で3回通った。
納豆&生卵混ぜご飯、味噌汁。可能であればこれは譲れない。特に400㎞も走るのにコンビニパンは避けたいところだ。

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2019年 とさにっきシリーズブルべへ今年もやってきました Day1

改めて思う。今年はパリブレストパリ(以下PBP)の年。
4年一度、集中して挑みたい大会。現役の頃から一番苦手なピーキング。
オリンピックに向けてきっちりとコンディションを合わせて、気持ちも高ぶらせる。色々な種目で2大会連続とか3大会連続でメダル獲得なんて、どれだけすごいことか。
そんな超人のようになれはしないけれど、4年に一度集中して挑むのがPBPだ。

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嗚呼、もう少ししたらまたこんな出涸らしポンコツで走ろうなんて思うわけだな・・・
我ながらコワいw

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メインはシクロクロス世界選手権の監督をするということを言いたいのですが

先日SNSで、キラキラネームで大人になってからいろいろと困り、名前を変更して・・・って言うのを見たのだけど。
オレも実は危うくキラキラネームにされかけて・・・いや、正確にはキラキラしてないな。

オレが男の子だと分かった途端、オヤジの方の祖父が
「俺が名前を決めてやる!名前は、大吉だ!」と。
これにはさすがに両親がビビり、大急ぎで代替えネームを検討。画数だなんだと調べて「雅彦」に決まったらしい。

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2連勝 関西シクロクロス 第7戦 堺 

約20年前、50歳になったときの目標?夢?として、考えていたこと。
仕事をしない。携帯を持たない。パソコンを持たない・・・
携帯に振り回されないように生きていきたい。
人は仕事をするために生きているのではない。
それを声高らかに言うためには、まず50歳で携帯をなくそう。

そして50歳になった今。
土曜日の朝9時50分。携帯ショップ開店10分前に、壊れた携帯を片手に機種変更か修理するのか決め兼ねているオレがそこにいた・・・完全に携帯に束縛されているじゃないか・・・
関西シクロクロススクールin堺の4時間半前の出来事。


そんなグダグダなオープニングの週末、大丈夫かオレ?という不安な気持ちでスタートした。

土曜日のスクール時は晴天。冬とは思えない天気だったが、逆に言うとスクールの内容すべてが当日に使えるわけじゃない。
スクールの中では天候は崩れる、走るラインがわかるといいうことをレクチャーした。
何人かの受講者はレースでいい結果を残せたようなので一安心だった。


当日の朝は雨からスタート。
ウォームアップライドをしないので朝は少し遅らせて会場入り。
本当はレースの2時間前入りでもよかったのだが、今回は世界選手権日本代表壮行会ということで11時からセレモニー。監督の私が代表して登壇して、主催者からカンパ金をいただいた。

試走をしていると、正直難しいと感じた。
コースが難しいのではない。むしろコースは単調だと感じたし、トップスピード・高出力の出るところがない(と感じられた)。
ゲームを後半まで楽しめる、となるのか、はたまたただストレスと戦うことになるのか・・・

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関西シクロクロス 向山、まさか?の優勝 

脚が攣った?
忘れろ!手で漕げ!!
そんなことをアマチュア時代の92年、オランダで所属していたチームの監督に怒鳴られた経験がある。

クラシックレースで、え?もしやオレすごいことしてない??
と、当時オランダのアマチュアトップライダーたちと先頭グループを形成。ラスト40kmで逃げを打ち・・・おいおい、すげぇメンバーやん!と思っていたら、残り10㎞ほどで両脚が攣って脱落。
すぐにチームカーが横にへばりつき監督が身を乗り出して前出のように怒鳴りだした。
それからいつも思う。
そう、脚が動かなかったら使えるものを使え、と。

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