BRM413中部300、登っている割にはそれほど難易度はきつくなく。むしろいい雰囲気のブルべ

もしかしたらこのブルべ、主催者が「みんな完走してね。ルートも迷うところは少ないし、交通量的にも走りやすいし超簡単」ということだったのだろうか。
それは違う?こんなに登りまくっていて、遠州の爆風、そして最後に豊田の信号祭り・・・で、どこがどう走りやすいんだ?と参加者から言われそうだな(笑)

 

しかしキューシートの行数は無茶苦茶少ないとは言えないものの、そのほとんどが同じ道路番号フォローが大半で、完全アウェー組でなければ、例えば浜名湖界隈をホームグラウンドにしていれば、ほぼ何も見なくても言えると言えるほどの難易度だ。後半はひたすらR301を見ていればいい。自分のようにキューシートを軸にブルべをしていると、キューシートの行数は気になるし、ややこしいキューシート指示はご勘弁だ。

目印の何もない市道もしくはそれ以下の道路で、似たような交差点は左T字路を左折、と書かれても、スピードメーターの距離が微妙にずれていくと、不安要素がどんどん増える。

 

今回のルートは獲得標高4,000m越え、最後の豊田市内の信号インターバルを考慮すると13時間ぐらいが一つの目標タイムだ。
7時と8時のウェーブスタートで8時スタート組。
むっちゃ参加者多いやん!と思ったが、まだ1時間先行しているグループがいるのか。中部ブルべ代表の広瀬さんとスタート前に談笑、こんなにたくさん参加者いたら愛知県にトヨタの次ぐらいに納税してるでしょ!!と関西風味たっぷりでボケると、普通に返された。恐るべし愛知県民・・・(;'∀')

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現名古屋のスタッフをしている浅井さんと。

ブルべをやりだしてから意気投合した仲間も増えてきているけど、浅井さんはその中でも本当に仲良くしてもらっている一人。今回もスタートから一緒に走りましょうよ!とスタートしたが・・・10㎞も走らず・・・(笑)

 

 

スタートからいきなりの峠だが、これを登ってしまうと名古屋平野の走りずらい世界から一転、自転車天国へと誘ってくれる。
ブルべでこの地域を頻繁に訪れるまで、「足助」とか「設楽」なんて全然馴染みはなかったけれど、今じゃ「関西で一番“三河”を知る男」にノミネートだね(笑)

スタートからくんまの里まではペース速めで行く。
グロス25㎞/hで走ったとして森には14時前後。13時をピークに気温が下がり始めると考えれると気温上昇している間に下りきれる。そして何よりも、そのペースを維持できれば、そうできればという希望だが、三河高原から豊田への下りも気温が急降下する前に下りきれるはずだし、明るい時間に下りきることも可能?かもしれない。
まぁいつもの「希望」というやつだが、希望を持つことは大事だ(笑)

面ノ木峠は標高1,100m。1,000mを越えるあたりからはあちこちに雪。
標高の高い峠らしい景色。せめてGW開けるぐらいまでは上は雪景色ってほうが達成感デカくていいよね。大変だけど(笑)

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面ノ木峠はまだ雪が。

暖かければ雪景色でも全然OKだけどね(笑)



ハートレート的に少しきついなと言うペースだがくんまにまで行けば少しは休みながら進める。
登りがあるということは下りもある。登ってしまえば休めるのだ。
脚は完全に止めないものの休むことはできる。
は浜松界隈のサイクリストの聖地ともいえるくんまの里。北側ルートが険しいこともあり交通量も少なく、サイクリストには最高のポイントなのだろう。南側斜面はひっきりなしにサイクリストがやってくる。

自分も何度かこの地域のサイクリストと一緒に案内されたことがある。なので下りのコースプロフィールもなんとなく頭にインプットされている。

森のPC出発でもグロスで25km/h以上をキープして到着。ここからは信号と言うタイムを削る要素はあるが平坦基調。遠州らしい爆風ではないがそれでも西へは向かい風。頑張りすぎずメーター表記26km/hをキープできればグロススピードは落とさない。


宇利峠は何度かブルべでも通っているが、勾配も距離も大したことはないが、大したことがあるように感じる不思議な峠。多分入口の勾配がきつく、しょっぱなに登りのリズムを壊されるからだろうか。

新城からの登りはへこたれそうになりながら、三河高原に入ると気温は低いのに喉は乾くし、食べ物もミニマムで走ってきたので身体から熱が抜けてスピードが落ちてくるし、最後のPCで少しだけ口の中に温かい食べ物と飲み物を入れて、1時間前にスタートして三河高原入口の登りでパスした友達と一緒にゴールを目指す。

12時間26分。途中まで12時間を切るペースだったが、獲得標高や50歳のオッサンと言うことを考えると上出来だろう。
そしてスタッフとの談笑もやや手短に。家路へ。実は今回の最大のミッション?はその日のうちに帰宅(笑)新名神ができたおかげでスムーズに。おかげでいつもより安全にそして快適に早く帰宅することができた。

次のブルべは来週のR東京さん主催のフレッシュ。そして近畿(和歌山)300と続く。

4月は何キロ走れるのは楽しみだ。

スタートからゴールまで、いろいろな人に声をかけられたり。頑張ってください!ってお互いなんだけどね(笑)

またどこかで!

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最後一緒に走った喜多くん、そして中部スタッフさんと一緒に

個人的には日本で一番面白いルートを提供してくれているのがオダックスランドヌール中部さん主催のブルべだと思う。
今回のキューシートのように、簡素化してくれていたり、もしくはマニアックな道、どういう意図があるからこのアップダウン、というのがすごく伝わる。

ホントいつも楽しいブルベをありがとう!