イタリア3日め いよいよ大会前日だ。
この日は祝日?でお店はことごとく開いてない。
することもないし、そして大会スタートは20時過ぎなので今日はユルユルでサイクリングでもして来よう。
朝ごはんにかける時間が現地の人たちの3倍くらいかかる。レストランの人たちの目が
いつまで食ってんだよ!食べすぎだよ!!
って、オレに語っている(気がする)
なので目を合わさないよう、ひたすら食べることにした・・・
朝食のあと部屋で少し雑務をしたあとサイクリングへ
今日は会場をチェックがてら西の方の運河?川?沿いへ向かうことに。
会場までは10㎞もなく近いが道順などは確認しておきたい。
地図で見るとほぼ一本道だが、実際走ってみるとぶっつけ本番でなくてよかった、って印象。
確認後は西の方にあった川?運河?やはり川?沿いの自転車歩行者道路を発見し、軽く流して帰ることに。
そしてこのブルべに参加する友人と一緒に昼ごはんしようと約束していたのでオフィシャルホテルに立ち寄りレストランへ。
国内そして海外でもフットワーク軽くブルべに参加している人たちの話は参考になるし、楽しいひと時となった。
ホテルに戻り他にすることないので片付けしたりなんだかんだで一日が終わっていく。
大会当日。スタートは20時半。急いで起きる必要もないが目は勝手に覚める。
いつも通り昼ごはん浮かせるイメージで朝食ビッフェは食べまくり(笑)
レストランのおばさんは完全にオレの顔を覚えている。顔を覚えたのか、ビッフェ長居して食べ続けるフードファイターみたいと覚えたのかは定かではない。プラスに捉えれば、わざわざ日本からフードロス対策にきているのだよ、ということにしておきたい。
12時にチェックアウトだが早くチェックアウトしても疲れるのでホテルと交渉し17時まで延長してもらい、部屋でゆっくりした。
チェックアウトして会場に行ったはいいが、アイウェアをホテルに忘れてきた。フロントに伝えて電話で掃除係の人へ。約5分後にまだ掃除していない部屋に入らせてもらったが、なぜかアイウェアだけがない。置いた場所も覚えているのだが・・・どういうこと??
電話のあとの数分のタイムラグでアイウェアだけ紛失??いいホテルだったがここだけが引っかかる。
今回サポートに来てくれていたメンバーにスタート前急きょアイウェアを借りてスタートすることに。
祝日でどこもご飯食べれそうなところが会場近くにないので、4㎞ほど離れたマクドナルドで夕食。そして会場に1時間前に到着すると
「みんな行ってしまったから、もうスタートしろ!」と。
なんと!!
なんとなく受付もゆるいからスタートも時間変えてくれるかも、と思っていたが、ちょっとイタリアンすぎてのけぞってしまいそうだ。
早く!と言われてもこちらは何も準備していない。まるで
バッターボックスに駆け引きする気満々で立ったら、審判に「はい1ボール2ストライク!プレイボール!」って言われた瞬間にピッチャーが投球に入るような気分だ。
それはいくら何でもないやろ。さすがにそのスタッフに、急に言われても無理だよ、と返したものの、会場にはスタッフ以外ほぼいないし、参加者はもうとっくにはるか彼方へとみんなで協力して向かっているのだろう・・・なんてこった。
この最初のステージは、あわよくば何人かと先頭交替して体力温存して2日目に入って、なんて思っていたのに。
結局オフィシャルのスタートは19時50分ぐらいにチェックし、なんだかんだで20時頃にスタートした。
これから1600kmの旅、思うことも何もなく、気が付いたら追い立てられてスタート。
飛込競技の飛び込み台に立った瞬間、後ろからキックされて落下してくような気分だ。
まぁこれもイタリア。そう思うしかない。
きっとこれからの1600kmも、似たようなことが起こりそうだ。
明日からはしこたま食べ続けたビッフェはない。大丈夫かオレ??
今日も朝食ビッフェとバトル
そう、これはフードロス軽減するため、という大義名分のついた使命なのだ
お!ヨーグルトやフルーツもあまりそうじゃないか!!
ということで、この日も40分以上食べ続けていた。
スタート前日なので比較的ユルい感じで走っていく
ここを流れる水がきれいすぎてサイコーに癒された
日本のブルべ界の重鎮二人とランチへ
いろいろと教えてもらえるので一緒にいるとホント勉強になる
ほぼすべての店が閉まっていたのにたまたま開いていたレストラン。
昨日もここで食べたんですよ、と二人
二日連続同じ店ですまぬ・・・
受付をして大会の受付をして手首にバンド。大会終了までは外せないので、次に外すのはフィニッシュしてから。約140時間後か・・・
予想外なことが起きるのがイタリア
で予想外のスタート前倒し
これも予想範囲内ということか・・・
1600km、再びここに戻るまでの旅が今始まる