1001ミリアイタリア 其の弐

イタリア2日目

空腹で目覚める。いや、これは時差ぼけだ。夜明け前に目が覚めた。

たまたま?お腹が空いていただけで空腹で目が覚めたのではない、と思いたい・・・

 

イタリアの朝は日本より夜明けは遅い気がする。ホテルの窓からはスイス国境の山が見えるが、上の方にはまだ雪が残っている。

日本も昔はこんな景色普通だったが、温暖化の影響か夏に雪なんてほぼ見なくなった。

 

朝食は食べて食べて、食べまくる

 

日本のホテルの朝食会場だと

このオバハン朝から食べすぎやろ!!

って明らかにビッフェで元取る作戦やんけ!がめついオバハンやで!なマダム(風なオバハン)が目につくのだが・・・ってオレもそのまんまブーメランなのだが・・・

前日晩の入るはずだったスペースと朝食、そしてお昼ごはんのスペースにも詰め込んでおいた。もう食べ物見たくない!ってぐらいに食べて、いざギザッロ教会に向けて出発。

 

鈴木さんご一行のホテルに立ち寄り、ここからみんなでギザッロ教会を目指すのだが、ルートはお任せしていたのだが明らかにルートロストしている・・・地図見たら迷走気味

で、ここからはお節介ながらオレが先導。

と言っても土地勘はないのだが、一応簡単にルートをブライトンに入れておいたこと、あとはギザッロ教会がどの辺にあるかは地図からだいたい把握していたので、そっちの方向に向かうだけ。まぁいつも通りだ(笑)

 

コモ湖からの登りを終えたところにあるのだが、すごく険しい先にあるという印象だが南から行くと正直それほど大したことはない。

すこぶる暑かったので途中カフェで冷たいドリンク休憩1回したのみで到着。

思っていたよりもこじんまりとした教会で、しかし世界中のサイクリストの聖地とも言える場所だと考えると感慨深い。

 

このあと町で適当にレストランを探し入ったが、適当に入った割にはなかなかいい感じだった。このあたりイタリアのメシには外れナシ、だ。

ちなみにイギリスやフランスでは、メシに当たりナシ・・・イメージで言うと

エサ

だ。

現役時代、イギリスでパスタを食べるイタリア人は、あまりのパスタの不味さに一様にオリーブオイルを大量にぶっかけて、オリーブオイルでごまかして食べていた。傍から見ていると

オリーブオイルにパスタをトッピング

そんな感じだった。

 

ギザッロ教会からは皆さんと別れて単独でホテルを目指す

この日はすこぶる暑く気温36℃。ただ日本よりも日陰に入ると涼しく、空気が身体にまとわりつかない印象だ。

なんだかんだと130kmほど。まぁこんなもんかな。

晩御飯はホテル横のバーキンへ。町からは遠いのでバーキンかホテルのレストラン化、の選択肢になりそうだ。まぁスタートしてしまえば何とでもなるのだが。

 

腹減った!!

まずは朝ごはんだ
この1回戦の後、4回戦まで・・・

 

ギザッロ教会へ向かってGO!

念願?のギザッロ教会
今回もし鈴木さんに誘ってもらわなかったら、ぜったい一生行ってないな。

ありがとう!!

 

ギザロバイクのバッジはもちろんギザッロ教会
なのでわかりづらいが一緒に撮影

教会の中には多くの選手たちから寄贈されたバイクも
中には自分たちと同世代でツールの落車で命を落としたファビオ・カザルッテリのバイクも。損傷度合いからすると多分事故した時のバイクなのだと思う。
そして元オダックスジャパン会長の故稲本氏もここに祀られており、生前お世話になっていたので稲垣氏の写真にお声かけることが出来てよかった。

 

昼食は適当に入ったレストランで、これめっちゃ高いやんちゃうの!!と焦ったが、これにパスタがついて10ユーロほどだった。これ日本より安くない???