ロングライド講習会

定期的にスクールを開催しているのだけど、自転車に乗るタイミングと好天が重なるのかどうかなんでわからない。
タイミングで言うと、梅雨までの3カ月ほどと秋の2カ月ぐらいが、暑くもなく寒くもなく、天気も晴れの日の可能性が「高い」というだけ。
日本なんて平均的には4日に1日ぐらい降雨日数があるんだし、そう考えたら1週間に1日以上は雨。
今回のロングライド講習会は、そう、雨予報の雨。
でもでもでも
考え方を変えれば、なかなか雨の日に晴れの時とほぼ全く同じスケジュールでこなしていくことなんてないだろうし、雨の時はどんな装備でどんなことが起こるのだろう、という気持ちを持っていれば、むしろ雨の日の講習会ってお得ですよね。
とポジティブな方向に舵を切っておきます(笑)
ちなみに弊社開催イベントは、雨や雪ぐらいは決行です。


今回のロングライド講習会、人ぞれぞれに違うロングの定義の違いが面白い。
ロングライドとはどのぐらいから??って質問で
300km!
おいおい、250kmはショートか!!
なんて話も。
私の場合は
朝ごはん食べて昼ごはんまで走り続ける、だいたい3~4時間。そこそこ走れる人で荷物少なければ80kmは走れます。これが個人的ロングの目安かな。
まっすぐ80km突き抜けていくと、自分の住んでいるエリアとは言葉や何か習慣などが違う、文化圏が違うこともあると思います。
京都人的に見て、80km南に下がるとそこは吉野。そう、南北朝時代だと別の国家です(笑)

 


走る距離によって装備は変わるし、装備が増えればスピードが落ちる。そうなると目的地までの休憩回数も変わってくることもある。
そんなことを踏まえてのロングライド講習会で、〆は毎回恒例となってきたキューシートを見ながらのゲームライド。
キューシートを読めない、持たない人がブルべでも増えているけど、持たないとダメだ!とは言わないけど、読めて、そして持っている方が何かあった時には役に立つはず。
先日の東京~納沙布でも、一緒に走っていた人たちの多くはキューシート無しでGPSのナビゲーションだったが、なんとファイルが大きすぎてバグっている人続出。
バグるとルートロストしても気づかなかったりするので、曲がるポイントでみんなそのまま直進・・・
そんなときのために!キューシートを見ながら走れるように、というコンセプトでのブルベ体験ライド。
過去には、スタートして500mで全員がルートロスト(道なりがカーブしていて、そのまま直進、って要は曲がっているのだけど、ひたすらグルグルと同じところを回ってこなかった)、去年も峠を登っていってしまった、そして今年はどんな伝説が・・・

今年は、なんとチェックポイントの「ポストと一緒に自転車の写真」が、なんと普通の住宅地のポストと写真・・・門柱に自転車を立てかけて・・・それも3人が・・・
それ家の中から見えたらむっちゃ怖いやつやん!!
知らない人が勝手に家の門柱に自転車を置いて写メを撮ってるやつ・・・
フィニッシュ後の写真チェックで「ポストの写真見せてください」
で自信満々に他人の家のポストと一緒に自転車の写真見せられても・・・
で、皆さん「三船さんならきっとこれは普通だろうと思い」
いや、さすがにオレは他人の家のポストと写真撮ってこいとは言わんわ(笑)

先にフィニッシュしたメンバーと写真見て大笑い。
また次回はどんな伝説が生まれるのか・・・

雨はブルベ体験ライド以外はそれほど激しくもなく、最低限の雨で終えることができた。
それでも降雨時の走行フィーリングやウェアの選択など、きっと自分なりに何かを見つけてくれたに違いない。

次回はまたグラベルライドを6月頃開催し、7月には毎年恒例のナイトライド講習会も開催予定です。