関西シクロクロス向山 3位でした

幕張でのシクロクロスは、あまりにも「ついで」感が強すぎて、乗るための集中力も薄く・・・バイクが出来て身体が慣れるまでにレースだったし、前日までの移動やトークショー、シーズン初レース・・・そんな中で5位と言う成績は最低限のノルマは果たせたという気持ちはあるけど、上に目標がある以上、適当なところに線を引いて「よし:とするのは性格なのか好きじゃない。

今回の関西シクロクロス向山は、そういった意味ではシーズン初レースみたいなもの。仕切り直しだ。


前日スクールは、さすがに向山は少し関西中心からすると遠いし、受講者も下手したら5人ぐらいじゃない?と思ったのだが、ふたを開けてみると27人。
受講者は思うのだが2極化しているように思う。

 

 

これは当然か。こういうスポーツビギナーは他スポーツ経験者ほどスクール受講率が高いように思う。
ゴルフやテニス、大人になって始めるスポーツは正直大なり小なり「習い事」がつきものだと思う。
ただ、自転車は残念?ながら子供の頃から乗れているし、器用だから教わらなくても大丈夫!と始めてる人も多いのだろう。
別に受講しようがしまいが個人的にはその人のやり方だし気にはしない。
が、はっきり言ってシクロクロスの走り方・走らせ方を理解している人はC1含めてほとんどいない。
体力の落ちた50才のオッサンのオレを「速い!、旨い!」と言っている時点でそういうことなのだ。もしC1や自分の仲間内にちゃんと走らせられる人がいたら、オレを見てそうは思わないはずだろう。きっと
「あのオッサン、昔むっちゃ速かったらしいで。ほら、歳の割には上手いやろ」
で終わるはずだろうし。

そして受講するもう一つのパターンは

  • どこまでも貪欲に派

C1になろうがM1になろうが、もっともっと速く、上手くなりたいと感じている人たち。
大人げない人たちと揶揄されることも多いカテゴリーなのだが、オレはそうは思わない。
スポーツ、それも「勝った負けた」という遊びを真剣にしていけば、実はそこに行くでしょ!とオレは思っているので。


京都市以北の特徴でもある霧。この季節になると高い山に行けば素晴らしい雲海に巡り合える。
しかし底にいる限り、ただ湿気の中・・・

前日の走行ラインや急坂の階段状になった斜面がどうなるのか・・・いや、どうなるのかは想像していて・・・まぁ想像の通り
なかったことになってました(笑)


当日朝
今回は会場近くに宿泊せず、いったん帰宅。
早朝に会場入りしてコースに近いところに車を駐車。
朝の試走はコースがぐちゃぐちゃになるだけだし回避し、外へライド。道との遭遇ライドで丹波地域に多い、繋がる気がないのに山を挟んで
「トンネルさえつなげてくれれば開通するぞ!」な府道へ。
これって、繋がることなさそうだね。
交通量や予算や・・・
そんな行き止まりで前から気になっていた府道51号へ。府道和知舞鶴線・・・名前だけ見ると繋がっているのか?繋がるように感じるのだが・・・ないな。

調子に乗って55kmも走ってしまい、ちょっと疲労感が足に残る状態で試走。
空気圧の最終チェック。一応1.6‐1.7気圧。最後は目分量なので正確にはわからないが。

スタートは3列め。
コースは抜きどころが少ないのでさてさて・・・
スタートは悪くないかな(当社比)
序盤の焦りからの落車やトラブルを回避しながら徐々にポジションをあげていく。
昔、尊敬する故森幸春師匠に
「一瞬のスピードじゃなく、ミスしないこと」
と教えてもらった。まさにその通り。
あ、しかしオレのベルギー時代の師匠ポール(ヘレイガー)は
「攻めろ!砂の下りでも乗るんだ!」
オレはコクセイデのワールドカップ、師匠の教えの通り頂点で跨って下ったら、そのまま刺さって前転・・・今考えたらサイテーな師匠だったな、世界チャンピオンだったけど(笑)

3位に浮上した時には前は遥か彼方。見えない。1光年ぐらい彼方だ。
追いつくのにキッズ用のコースを走ったろうかいな、と思うほど童顔なオレだったが、丁寧に一つずつクリアし、ラスト2周で後ろを離れていたので少しリスキーに攻めながら一気に10秒差に。
しかしここで周回遅れや女子選手と一番スピード出るところなんかで合流しパスに手間取って追いつくことなく3位でゴール。
まぁスタート位置も悪かったしこんなもんかな。

今週末、11月30日(土)は関西シクロクロス信太山スクール
12月1日は再び関西シクロクロス信太山に走ります。
遊歩道のダウンヒルであまりテクニック云々は関係ないのがいまいちだけど、階段や急坂などは嫌いじゃないので楽しみ。

 

f:id:masahikomifune2:20191125124229j:plain

 土曜日は関西シクロクロス名物?になってきたスクール。
今回アクセスはけっして良くないんだけど、それでも27人もの人が集まってくれました。翌日のレースに役だったかな???

f:id:masahikomifune2:20191125124415j:plain

当日朝
コースはαステーション交通情報で伝えてもいいぐらいの渋滞と予測し、さっさと外へ。恒例「道との遭遇」ライドへ。

f:id:masahikomifune2:20191125124524j:plain

渋滞のコース走るよりこっちの方が良くない??
来週からレースの午前中、一緒にライドに行くかい??
当然だけどレース以外、公道を走る際はライト、尾灯、ベルは装着しています。
だって一般道走行中はレースじゃないからね。

f:id:masahikomifune2:20191125124719j:plain

た、楽しすぎるぜ!
実はここだけの話、ここで一瞬「レースでなくてもいいか・・・」と思ったのは内緒(笑)

f:id:masahikomifune2:20191125124819j:plain

どんどんスイッチ入ってくる。ちなみにここは行きたかった道じゃない。入ったら抜けられなくなった道だ。

 

f:id:masahikomifune2:20191125124913j:plain

ようやく目的の道
この府道51号、オレが生きている間に、オレの子供たちが生きている間に和知と舞鶴が繋がることはまずないだろう・・・

f:id:masahikomifune2:20191125130008j:plain

レースまでのウォーミングアップはミノウラのハイブリッドローラー。
コンパクトで専用バッグに収納してやれば傷もいかないしすごくいい。
普段は雨でも外を走るのでレースのウォーミングアップ以外は使用しないけど、それだけにレースのウォーミングアップはちゃんとしたいからちゃんとしたホームトレーナーは必要だね。
http://www.minoura.jp/japan/trainer/hybridroller/fg220.html

f:id:masahikomifune2:20191125125039j:plain

この人数で3列めは良しとしなければ。だけどこのコースレイアウトで今の自分の力だと優勝圏外だったな。

f:id:masahikomifune2:20191125125144j:plain

ちゃんとタイヤを使えていたし、ちゃんと体重移動でバイクの向きを変えられていた。
今シーズンもタイヤはチャレンジ・グリフォ33がメイン。
やはりこのタイヤはベンチマーク、これを扱えることが基本だね。

f:id:masahikomifune2:20191125125337j:plain

担ぎランニング
最近土手で降りることはあっても担いでランニングコースがなかったんで個人的には懐かしくて好きかな。

ベルギーのUCIレースで、コースの3分の1は泥でランニングって言うのに出たけど,そのときはさすがにコースも結果も泥沼だったな( ゚Д゚)

f:id:masahikomifune2:20191125125529j:plain

ラスト2周、前との差が止まる。ここで一気にフルスロットル。

コーナーも出口まで待たず漕ぎ始める。
こういうアクションで新型のエークロ70はいい仕事してくれた。

f:id:masahikomifune2:20191125125836j:plain

帰宅の時は真っ赤な夕陽に癒された~~☀