残念ながら先の台風19号で出場を予定していたJCXシリーズのオープニング、小貝川は中止。
完全に水没し変わり果てたコースを見れば仕方ないが、準備をされていた主催者や関係者含め残念だったろうと思う。
走れない~って以前に関西からの交通網も遮断されていたことを考えれば仕方がない。
よって初戦は幕張でのJCXシリーズ第2戦。
サイクルモードのタイミングでの出場なので万全を期してとはいかないかもだけど、苦しむのがわかっていてもまずは今シーズンの初戦を経験したいというのが本音だ。
昨年末からJCFのシクロクロス小委員会の委員長に任命され、選手の強化やレースの開催など多岐にわたり責任が背中に乗っかってきたのだが、こういう要職にはありえなかった、一人ぐらい全然サドルから離れる気配のないやつが、こういうポジションにいてもいいだろう(とオレは思っているのだが、どう思われているのかは知らないし知りたいとも思わない)
JCXも視察はマストになっていないのだが、足を運べるところに関してはマスターズカテゴリーに出場し、選手目線での解析もしていければ、と思う。
まぁ要するに、すべて後付けの大義名分なのだが(笑)
シクロクロスシーズンを前にスクール開催。もうそんな季節だね。
自分も含めて参加者も、目も体もついていけていない。
おまけに昨年の台風21号の影響で、自分のトレーにングフィールドは完全に破壊され、シクロクロスどころかランニングすらままならない。もう今世紀中はシクロクロスのトレーニングを近所でできないんじゃないか?と思うほど。実際かなり厳しいと感じているが。
それでも現役時代からのトレーニングエリアの中心とも言える「くろんど池」は、公園を楽しまれている人とシェアしながらだが十分に楽しめる。
今回のスクールもくろんど池で開催。
いい感じであちこち天然の芝が育ち、シクロクロスにはうってつけのコンディションだった。
よく「グラベルとシクロクロスの違い?基本一緒」と言う人がいるが、それは違う。
グラベルは道としてのオフロードが基本で、シクロクロスは道のないところにコースを作る。
グラベルをシクロクロスで遊ぶこともできるし楽しいと思う。だけどジープロードを走るのとはテクニックも違う。
シクロクロスのコースにグラベルを組み込んでいるレースもある。が、グラベル=シクロクロスではない。
今回トレーニングでは実戦に近い空気圧で走行。
特にオンロードもあることを想定しているので、その低圧のままオンロードも走る。
登りでの加速は乳酸てんこ盛り。しかしレースでもこの状態になるのだから慣れていく必要がある。
自分も現役時代、1.6気圧のチューブラータイヤで30㎞ぐらいのロードワークは普通。下りでペースを上げてコーナーに入ると、タイヤがよれていくので危険を感じる。
それも含めて練習していく。
関西では今週末からシーズンイン。
既にレースが始まっている地域もある。
11月になればロードシーズンから本格的にシクロクロスシーズンへと移行だ。
いよいよシクロクロスバイクにシクロクロスタイヤ。ロードシーズン中はずっとグラベル用タイヤだったので。
メインはチャレンジ・グリフォ33mmチームエディション・チューブラータイヤだ。
スクールでは徐々にオフロード走行に慣れていく。
昼食はくろんど池松美荘でおでん定食。
くろんど池=おでん、ってイメージだね。
この京阪奈地域はシクロクロスで遊べるところがいっぱいなのだが、去年の台風21号でけっこうズタボロ・・・それでもまだあるのがすごいね。