チャレンジサイクルロード

チャレンジサイクルロード。
ひと昔の感覚で言うと
「日本のプリマヴェッラ(ミラノ~サンレモ=開幕レースの意)」
しかし最近は世界的にも国内的にもチャレンジの時期がシーズン開幕を意味しなくなった。
チャレンジでシーズン最初の生足ライドよろしく、色が白すぎ~~!というのが定番だったのに、最近では既に日焼けしている選手もチラホラ。


今回は

  • A-Mカテゴリー出場
  • 講演会講師
  • ライドスクール講師
    そして突然降って湧いた
  • 表彰プレゼンテーター

のお仕事でした。
個人的には、今回のお仕事はとんでもないことだと思っています。
なぜかって?

 

先日もブルべの人なのかシクロクロスの人なのか、そんなことを書いたんだけど、まぁ楽しんでいる日数的な面から言うと一番メインは
「ブルべの人」。

ブルべと言えば競技ではないので、当然基本的には自転車で楽しむんだけどレースのように着順も存在しない。
JCF登録をするメリットは現段階では特にないし、ブルべをしている人の大半はJCF登録はしていないでしょう。
そりゃPBPなんかが「世界選手権」種目に採用され、日の丸を背負ってブルべをすることになれば違う展開になるだろうけど(笑)

そんな登録が必要ではないカテゴリーのもの=JCF及びUCI的には接点のない種目(ブルべ)で遊んでいるものがJCFからオファーがあったのだから、これはすごいことと言って過言ではないはず。
アンダーグラウンド的な活動で売れたバンドが、年末の紅白に出場するようなものだろうか。
ん?また例えが極端で意味不明ですか??

シクロクロスの監督ということに関しては過去の実績と言えるかもだけど、講習会でも言っていたロングライド、そしてプロフィール紹介で使われていたPBP、ブルべという単語、これはライセンスを発行して、競技としての自転車を普及・強化している団体がブルべを認知してくれていると言えるのではないでしょうか。
と、一人で興奮状態なんですが。

同じサイクリストとして、すごくつながりを感じた瞬間でした。

 

そんなチャレンジサイクルロード、マスターズで出場はしたものの、正直なところ他の参加者ほどにぎらつくものもなく・・・だけどやっぱりレースというのは楽しいね。
きつくても楽しい。危険であってもそれを含めて楽しめる。競技というものはそういうものだと思う。
競技に向かない人もいるだろうし生理的に競技が合わない人もいるだろう。
だけど少なくとも自分は競技はなんて言うのか、体の芯から熱くなれるというか、それが命を賭けるような激しいものでなくても、それでも楽しいかな。

土曜日の夕方からはジュニア世代を対象に講演会をさせていただき、来てくれている高校生からしてみれば、自分がヨーロッパで走っているときはまだ生まれていない世代。だけどそんな「昔話」にも熱く質問してくれ、きっと「つながる」というのはこういうことなんだろうな、と感じました。

日曜の講習会はちょっと人は少なかったけれど、その分しっかりと思っていることは伝えられたし、聞きたいことには答えられたかな、と。
そんな自転車三昧、競技というのがベースの週末でした。

そうそう
表彰のプレゼンテーターも多くのレースで担当させていただきました。
メダルを首にかけるのって渡すほうも気持ちが締まるね。
ああ、なんだかメダルかけてもらいたくなってきたぞ!!
が、頑張るかオレ・・・(#^.^#)