RM429東京1900本州縦断桜前線 

ランドヌ東京さん主催の

2023 RM429東京1900 本州縦断桜前線

とりあえず無事に完走しました。
148時間ほど。
ホテルにトータル35時間ほど滞在したかな。秋田に至ってはほぼ12時間!
初日と最終日は適当にその辺で仮眠(笑)
こちらトータル6時間ほど。
走っている時間で言うと100時間ほどで1900km。
今回は大型のサドルバッグにフレームバッグ、そしてバーバッグ装備。
比較的コンパクトにパッキングしたつもりだけど、トータル20リッターぐらいのスペースが全部埋まるぐらいだったし、心配性のオレとしては、

  • カンパニョーロEPS充電器
  • モバイルバッテリー8000mAHx3個
  • ファーストエイドキット
  • 携帯工具のスペア
    などなど、多分他の参加者からしたら超オーバースペックだったに違いない。
    今回のタイヤはシュワルベのデュラノプラス28Cを使用。
    5mmのケブラーベルト入りの耐久性重視のタイヤで、なんと450g!比較的軽量ホイールだと思っているカンパニョーロ・ゾンダをチョイスしたのに、ホイールを持ったら思わずずっしり。
    そんな耐久性重視のタイヤが、大間崎では後輪が目に見えて摩耗。そう考えたらサドルバッグはかなり重かったのだろう。

今回の作戦、200マイル作戦
って言いつつホントは200マイルじゃないんだけど(笑)
敦賀まで行ってしまえばそのあとは比較的300km弱ぐらいのインターバルで秋田まで繋いでいける。
時間の読めないライドには柔軟な対応や設備が読めるビジネスホテルの方がオレ的には楽。


今回はアルファーワンホテルさんしばり!
敦賀、富山、新潟、そして秋田と使わせていただいた。
富山荒町だけが系統が違ったのだけど、他のホテルは割とサイクリストに寛容だった気がする。
敦賀:自転車は屋外だがフロントから見える(ような)場所。
朝食は2種類のスープをチョイス。ごはんとパンが選べたがお客さんが少なかったからか「どんどんお替りしてね」と勧められてしっかり食べられた。

●富山:アルファーワンホテルのポイントはつかなかったが、自転車は部屋持ち込み可能に。ここでEPS充電を行った。
朝食はかなり充実しており、朝食だけで1時間ぐらい楽しめそうな感じだった。

●新潟:自転車は屋外だが正面入り口横でフロントから見える位置。
朝食はご飯を中心に。おかわりでカレー。アルファーワンの朝食はカレーを提供しているところが多いように思う。

●秋田:今回のホテルでここがベストだった。
自転車は屋内、フロント前に置かせてくれ、すごく親切な対応だった。
朝食会場は少し小さかったが、すごく親切な対応が印象的。料理も、というか白ご飯がが抜群にうまくて、予定以上に滞在してしまった。

別にアルファーワンホテルさんから何ももらってないが(むしろ正規料金で宿泊しているが)サイクリストにとっては割と親切だし、これは伝えておかねば!と思った次第だ。
でももしかしたらオレがたまたまだったのかもしれないので、レビューを呼んで同じサービスがなかったとしても怒らないでくれ(笑)
これを機にアルファーワンホテルさんが活動支援してくれるといいのだが(笑)

そして皆さんが期待してやまない??オレ個人的なベストホテル
ロードステーションホテル!
要は道の駅なんだが
●初日は島根県の「道の駅 秋鹿なぎさ公園」
ここは夜は開いてない。なので壁にもたれて屋外で寝た(笑)長いライドの初日のお宿がいきなり壁とは!
一日しこたま嵐の中を走ったのでウェアもびしょ濡れで体力ゲージは底をついていた。なので暖かいところで寝たかったがゲージがほぼゼロで走行する気力もなくなりそのまま勢いで道の駅へ。
結構深い眠りを行ったり来たりで、走行中に寝落ちしたりはないな、と感じたこと、そして雨のピークは過ぎ去り、雨量的にもウェアが乾くスピードが上回りそうと判断し、チェックアウトした。

●秋田から大間へは一気に。
途中気に向くままに寝ようと走行し、結局は横浜町の「道の駅よこはま」へ。
トイレのエントランス部分となるところが屋内で、結局ここで少し仮眠。
マルトさんのエマージェンシー輪行袋で寝たが、逆に暖かすぎて途中で結露し始めたので、結局はウィンドブレーカーだけで睡眠。トータル2時間半ほど睡眠し3時間ほどでチェックアウト。外はすっかり明るくなっていた。

今回の基本戦略は、って戦いではないが
グロス時速10キロなので15時間を時速20キロで進む(300km)、そして8時間休息。これなら少しずつ貯金が貯まる。そして少し安全マージンと先のホテル問題のために2日目に720km先の敦賀まで行く。これでこのあと200マイルには満たない着地点(敦賀、富山、新潟、秋田)だが、最初の貯金を合わせれば当初の計画の200マイル作戦に近くなる、というわけだ。
今回比較的苦しむことが少なかったのは、スタートからフィニッシュまでほぼほぼ追い風。もしこれがすべて向かい風だったら、と考えるとゾッとする。
このあたりは西から天気がわかっていく日本ならでは。あ、だから初日の嵐はいつまでたっても終わらなかったのだが(ずっと嵐とともに走行)

今回これでRMブルべも無事に完走。RMの方が旅を感じられるし(LELのようにタイムアタックをしたとしても)長丁場だからこその今までの経験の引き出しを開けながら、結果的に上手くいけば自分でも満足が行く。

今回使用したバイクは春になって投入しているギザロGE-110。市販モデルだ。
LELの時には4リッターほどのサドルバッグにバーバッグで走行。その時にも思ったのだが意外とサドルバッグに重さを感じてもバイク全体の剛性がしっかりと感じられるので、安心して走っていられた。
そして今回も15リッターほどのサドルバッグでありながら、その安定感に違いはなかった。

スタート前にLELでも途中一緒に走っていたフィリップくんと
そしてオレはスタートを前にホテルへ

下関のホテルで朝食
朝6時半からなので、その間に出発できるように荷物をまとめたり。

7時半、下関スタート。
1時間半遅れだが、長い工程を考えたらきっと誤差のはず!

21時過ぎ、出雲大社

 

本日は仮眠のみ
道の駅の壁にもたれて寝る

3時過ぎ、鳥取県


今回のルートで兵庫県北部を非常に楽しみにしていたのが、この直後から通行止め。

 

 

勝手知ったる京都府県境
ここはSR600京都のルートでも走る

福井県

アルファーワン敦賀の朝食
スープが美味しい

 

途中内灘のカツリーズサイクルでメンテナンスしてもらった。


富山県
今回使用したシュワルベのデュラノプラスは、サイドにリフレクターがありナイトライドでも少し安心だ。

 

アルファーワン富山荒町の朝食
無茶苦茶美味しくておかわりの嵐・・・

 

立山連峰がキレイで何度も止まって写真撮影

去年ブルべで来た時は、ナイトライドで嵐だったなぁ

アメリカからきて日本を旅している青年と談笑
ゴミ拾いしてはコンビニで捨てさせてくれないところもあるんだ、と。
なんかすごくいいやつだった

おお、世間はこいのぼりの季節だった


新潟市内を前に陽が沈むのを見行ってしまう
すごくきれいで優雅な時間だった

アルファーワン新潟の朝食
コメ美味しい・・・

 

山形県に突入

 

鳥海山が見えてきた

もうすぐで秋田県

秋田県

アルファーワン秋田の朝食
とにかくコメがうますぎて時間が・・・

大潟村、菜の花ロード

いよいよ青森県

夏泊半島を走り終えて下北半島に入る前にコーヒータイム

 

最後の仮眠

 

むつで朝食
マクドで朝ごはんしたかったので、約2時間時間調整(笑)

 

大間崎へ!

本州の端から端へと走り切った

 

やはり走り終えたら大間でマグロを食べないと!