LEL参戦記 2

海外でのブルべでは、最初に出たPBP以来のセルフサポート。2015年2019年のPBP、2017年のLELではラファジャパンの矢野くんにサポートしてもらい、全集中でライド。PBPでは先頭グループでフィニッシュしアジア人でははじめての50時間切り。今回も前回のタイムを更新すべくサポートを入れてのチャレンジが望ましかったけど今回はサポートの段取りがつかず。LELは大半がセルフサポートと考えるとそれはそれだし、どこまでできるのかはやってみないとわからない。

 

スタートは速いパックに乗っかることが前半の体力を温存できるので、仮にグループで先頭交代して先頭に出ても、みんなで労力を分け合える。それが理想だったけど、早い時間でのスタートのリクエストは主催者から抽選?かで却下。なんとほぼ最後尾の方からのスタートに移動してしまっていた。
まぁそれはそれで朝がゆっくりできるから、と自分に言い聞かせた。こういうことはネガティブに考えだしたら何も良いことはない。何事もプラスに考えることだ。

 

飛行機の中では、ドバイまではまるで貸し切りのような状態。まずはなるべくたくさん寝て時差ぼけ対策。ドバイからはほぼ満席だった。
特にすることなく、空港からホテルまでの経路なんかを地図で見たり。
実はこのホテルを確認したことが、のちにすごく重要な行動となろうことは、この時にわかろうはずもなく・・・これが多分今回最初でそして最大のピンチだったのかもしれない。

 

自分が海外で活動していた頃と比べ、インターネットの普及でオンラインでできる事、そしてキャッシュレスと言ったデジタルの世界が急速に進んでいると思っている。
今回のイギリスでもとにかくインターネットが重要で、そしてほとんどの支払いがキャッシュレス、クレジットカード払い。地下鉄や食事、どんな些細な買い物でもクレジットカード払いですよね?ってノリだった。
ホテル近くのストアーで唯一「現金の方が嬉しいけどね」と言われたので現金払いをしたぐらい。あと帰国時、ホテルから空港までのタクシーは現金のみ。日本で言う白タクだったのだろうか。すこぶるイケてない感じのタクシーだった・・・

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ヒースロー空港に到着し地下鉄で移動開始。駅からホテルへはタクシーを捕まえてと思っていたけど、タクシーが捕まらず、結果的にはホテルまで荷物を背負って自走。これもウーバーに繋がればそれほど大きな問題ではなかったのだろうけど。
走り出したがホテルの位置はわからない。駅から北東の方角と言うこと、そして飛行機でなんとなく地図を見ていた記憶だけで走りだした。

オーストリッチOS500を持って総重量20kgオーバーのスポーツバッグとリュック。とにかく少しでも登っているとヤバかった。

1時間半で到着するところが4時間ほど(笑)
なんでシムカード用意しないの?って言われたけど、現役時代の感覚で困ったら喋って聞けよ、って(笑)
でも意外と向こうでも困ったら聞いたほうが早いから、聞けよっぽい雰囲気あるけどね。あ、帰りの陰性証明がデジタル化されていて、ホテルですべてやっておいてよかった。ホントは帰国してからでいいか、って思っていたけど、それだと飛行機に乗れなかったのかも。
まぁWi-Fiなくて死んだやつとか、まだ自分の知る範囲ではいなさそうだしもうちょい通信機能は二の次でいいかな。


でもなんだかんだでネット繋がらないとか現金払い使用してめんどくさいこととか、とにかく昭和なオッサンが令和の時代にLELにすんなり辿り着くのか?って感じのイギリス初日スタートだった。

ホテルに向けて移動、乗り換えなしで行けて、雰囲気的にタクシーが捕まりそうな駅で下車。
まさかこのあとタクシーがいないなんて・・・

 

駅を出るとタクシー発見。さ、行き場所を伝えて、ッと思ったらドライバーがいない。

ん?トイレ?喫煙??

しばらく待つ。しかし待てど来ない。途中諦めて駅だったらWi-Fi拾えるかも?と思ったが無理で、再びタクシーの横へ。

結局トータル1時間半ほど待って諦め、輪行解除して自走でホテルへ。