ベルギーのシーズンオープニング

なんだかベルギーの春のシーズン、オープニングではクールネでマチュー・ファンデルプールのハンドル折れですべての記憶が飛んでいったわ。誰がニュースブラットとクールネ優勝したんだっけ・・・💦💦💦


自分の時代はカーボンパーツを石畳で使うなんてありえない時代で、チームの親分だったロルフ・ソレンセンはフランドルでカーボンホイール使ったけど、多分1レースでおしまいだったような。
他のチームでシートピラーが折れたとか、ハンドル折れも目撃したし、軽量パーツはどうも苦手。あ、あとアルミニップルね。これは過去に踏んだ瞬間にスポークが切れたことがあり・・・

 

ベルギーではクールネのとなり町ハーレルベーケ(E3のスタートゴール)に住んでいたので、オープニングの週末はヘットフォルク(現ニュースブラット)を避けて、家から最悪歩いていけるクールネの方が絶対ラクチン(笑)おまけに前日ヘットフォルクでみんな出涸らしのはずだし!!

そう言いつつヘットフォルクも6回?7回?走っているんだけど。
ヘットフォルクは2001年だったかには、ミュールを第3グループぐらいで通過。下りで追いつくわ、と思っていたらまさかの踏切に引っかかり、そのまま先頭グループは遥か彼方へ。

2002年クールネは調子よくて、中盤逃げていた元世界チャンピオンブロシャールら3人に単独で合流。テレビでも結構目立っていて、しかしクワーレモントの前、ミュージックボスの登りで千切れて下りで合流。その後ロンセの街中を登る坂で完全ノックアウト。下りではパリ~トゥールやジャパンカップにも優勝経験のあるヘンドリック・ルダンが解説で、フラマン語でむっちゃ「ちゃん」づけな言い方で追いつけ~~!って。それ解説じゃなくて応援やし!
まぁ春はだいたいレギュラーメンバーだったけど成績良かったためしがない。
ミュセウやチュミル、ザベルやバルトリらを目の当たりで見ていると、成績出る要素がなかったなぁ。4時間半越えてから時間当たり1200キロカロリーぐらい吐き出せるエンジンないと無理だ。
出力だけじゃなくて、カロリー的に吐けるのかどうか。
軽自動車はどんなにチューンしても燃料満タンを2時間で吐き出せない。吐き出すことができる大出力エンジンが必要なんだって言うことが現役時代よくわかった。

でも秋はなぜかよかったんだけどね。なんだろ。
きっとムール貝の季節だからかな??

 

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2001年ヘットフォルク。

これ最初の石畳の登りクワーレモント。

ここは家からも近くて、人生で何回登ったことか。

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小さい写真しかなくて・・・
コルパックで走っていた阿部ちゃんもスタート。

スタート前に

一緒に逃げましょうよ!

と言っていたが、スタートからマッハなスピードでのアタック合戦に。

そしてクワーレモントでマッハなスピードで阿部ちゃんが後ろへ突き抜けていった・・・

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2002年クールネ
直前までスペインで地中海でさんざん焼いて、そして散々パエリア食って・・・もう絶好調。

今見ても、よくあそこまで焼いたなぁ~~~(そこかいッ!)

今年は美白のキーワードで行きたいと思います。